【グランドセイコー編】50万円以下の本格ウオッチが人気急上昇中! いま狙うならこのモデルだ!!

ひと昔前、50万円以下の腕時計は社会人になって初めて購入する“一生モノ”の定番でした。それが、ここ数年のうちに人気モデルの価格が軒並み上昇。なかなか以前のようにたくさんの選択肢から本格ウオッチを購入することが難しくなっていました。ただ、そうした業界の流れに乗らずに価格を維持するブランドもありますし、最近では戦略的に50万円以内に価格を抑えたモデルも増えてきています。そして極めつけが、2018年秋からのチューダーの日本正式上陸。再び注目が集まる50万円以下の本格ウオッチを手がけるブランドのなかから、今回はグランドセイコーを取り上げます。

 

3日間パワーリザーブを備えた最高峰のスタンダードモデル

SBGR251 自動巻メカニカル3Days

40万円+税/Ref.SBGR251
自動巻き(Cal.9S65)。毎時2万8800振動。約72時間パワーリザーブ。SSケース。直径37mm/厚さ13.3mm。10気圧防水。

国産最高峰ブランド「グランドセイコー」専用の高精度メカニカルムーブメントCal.9S65を搭載。最新ひげゼンマイとMEMS製法による脱進機の採用により精度の安定性を高めながら、約3日間のロングパワーリザーブも実現しています。これらの駆動する様子はシースルーバックから楽しめます。針やインデックスは伝統のグランドセイコーデザインで、正確な時刻をいつでも見やすくなっています。

 

セイコー独自のスプリングドライブを搭載したシンプル機

SBGA283 スプリングドライブ自動巻

40万円+税/Ref.SBGA283
スプリングドライブ自動巻き(Cal.9R65)。約72時間パワーリザーブ。SSケース。直径39mm/厚さ12.3mm。10気圧防水。

機械式時計とクオーツ時計のメカニズムを融合し、ゼンマイ駆動で平均月差±15秒の高精度を実現するセイコー独自の「スプリングドライブ」ムーブメントを搭載。リューズガードを持たない直径39mmのコンパクトな外装は、手首に程よくフィットします。文字盤はグランドセイコーならではの「厚銀放射仕上げ」。光を受けることで明確に現れる放射状のラインが、時計の表情を豊かにします。約72時間のパワーリザーブは文字盤左下にある針で残量が把握できて実用的です。

 

グランドセイコーのクオーツに新しく加わったGMTウオッチ

SBGN005 クオーツGMT

33万円+税/Ref.SBGN005 2019年1月発売
クオーツ(Cal.9F86)。SSケース。直径39mm/厚さ12.1mm。10気圧防水。

1993年に究極のクオーツを目指して開発された「キャリバー9F」の誕生25周年の節目に発表された、新開発ムーブメント「Cal.9F86」を搭載。文字盤にはセンター軸の時・分・秒針に加え、24時間で1周するGMT針が備わっています。これらの針は新規に開発された「4軸独立ガイド構造」により、それぞれの針が他の針に影響を与えることなく、なめらかに回転します。時差のある地域の時刻に合わせるとき、時計を止めずに時針だけを修正できる点も非常に便利です。

 

いまでこそグローバルブランドとして人気を博すグランドセイコーは、もともと世界最高水準のクオリティと日本人にとっての使いやすさの追求から生まれた、日本男児の憧れの時計でした。国産最高峰ブランドと名高いブランドでありながら、実は50万円以下で購入できるモデルが意外と多いのは嬉しいポイント。細やかな作り込みや高精度などの特徴は数多くありますが、「頑張れば手が届く」という絶妙なポジショニングもまた長く愛され続けてきた理由の一つといえるでしょう。

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