傑作ムーブメントはここがすごい!――腕時計最強ランキング2018

ネーミングが独り立ちする、高性能で実用的なムーブメントが上位を独占

ムーブメントとは、時計の心臓部であり、時計を刻んでいる中枢のこと。自社ムーブメントの開発が盛んになった2010年前後から、精度や品質を前面に打ち出すため、モデル名とムーブメント名を同等に扱うパターンが増えました。その先駆けとも言えるあのモデルが「腕時計最強ランキング2018 傑作ムーブメント」部門で見事1位に輝きました! 早速ご覧ください!

 

【傑作ムーブメント 第3位】タグ・ホイヤー「キャリバーホイヤー02T

キャリバーホイヤー02T

Cal.ホイヤー02をベースにした2016年初出のフライング・ トゥールビヨン・ムーブメント。クロノグラフ、トゥール ビヨン、COSC認定クロノメーターという3つを世界で初めて同時に実現しました。約65時間以上のパワーリザーブを誇ります。

45㎜ケースのグレ ード5チタンケース に、キャリバー ホイ ヤー02Tを搭載した「タグ・ホイヤー カ レラ キャリバー ホイヤー02T トゥール ビヨン」。6時位置へキャリッジを配す。195万4800円

【傑作ムーブメント 第2位】ブライトリング「ブライトリング 01

ブライトリング 01

2009年にブライトリングが初めて自社開発した毎時2万8800振動の自動巻きクロノグラフ・ムーブ。70時間パワー リザーブや、24時間いつでも調整できるカレンダー機構、 コラムホイールと垂直クラッチなど、先進の設計が光るムーブメントです。

ブライトリング01 を搭載した日本向け 特別モデル「クロノ マット JSP」。サテ ンベゼルにライダータブが復活し、戦略的なプライスを設定。 30年以上のクロノ マットの歴史を堪能できる。89万6400円

 

【傑作ムーブメント 第1位】ゼニス「エル・プリメロ

エル・プリメロ

1969年にゼニスが開発した毎時3万6000振動のクロノグラフ・ムーブメント。コラムホイールとキャリングアームを使った基本構造を継承しながら、多くの派生ムーブメントを生み出しています。上はエル・プリメロ4061の展開図です。

1969年発表の初代 エル・プリメロ搭載 モデルのカラーを踏襲した「クロノマス ター エル・プリメ ロ オープン」。腕に装着したままオープン窓から、テンプやシリコン脱進機が見られる。99万9000円
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