ロレックス デイトナの真の威力――元MEN’S CLUB 編集長・戸賀敬城が語る人生を変えた時計

数々のメンズアイテムを所有し、自らも時計を愛する戸賀敬城さん。大切なモーメントを彩った時計やアイテムについて、深掘りしていくシリーズ連載の第1回では、今回はロレックスのデイトナについて語ってくれました。

 

男が品定めされる数少ない2つのモノ

言わずとしれた「エロジュアリー」編集者。ゴルフメディア「ブルーダー」、ナノ・ユニバース メンズディレクター、BRオンライン顧問、ヒルトン・アンバサダーなど、数々の肩書きを持ち業務のために東奔西走。以降、デイトナの魅力にハマり、自称コレクターに(笑)

「メンズイーエックス」で人生初の編集長に就任。自分の世界がぐっと 広がった頃、僕に大きな影響を与えてくれたモノについて話しましょう。

まずはロレックスのデイトナ。最初に購入したのは、 33 歳で編集長就任直前。よく入荷があると噂されていた、グアムのタモンサンズプラザ にある直営店を訪ねました。1日3回3日間、計9回も通った〝不審者〞だったから、最終日にスタッフが声をかけてきました(笑)。

「デイトナを探してい る」と言ったら、今港に着いたばかりとのこと。翌日早々に帰国しないといけない僕は、無理を言ってキープしました。 2週間後に再訪して手に入れました。瞬間は「苦労したけど現地の定価で買えて得した」程度の感覚でしたが、その後すぐ編集長になって、デイトナの〝威力〞を知ることになります。

編集長になると、編集以外の仕事も増えるものです。先々のイベントや会食などで着けていると、いつも「デイトナいいね」と言われる。常に手元は見られていると実感。服は外見からブランドを知るのは難しいけれど、時計は違います。男を品定めされる数少ないアイテムなんです。

左は、グアムで購入した名作「エル・プリメロ」の搭載モデル。右は、妻の父から贈られたWGモデル。時計の価値をよく知る人だったから、価値観を同じくすることにいたく感動した

「時計は、男の武器になる」。その後も富裕層のコミュニティで付き合うなか、やっぱりデイトナは突っ込まれるし、定価で買ったエピソードは褒められる。「買い方」も大事だと知りました。これはポルシェと同じようなもの。実は同時期に911の初の水冷式である996後期型を手に入れたのですが、このクルマもどの世代の何を買うかで、通からは細かく品定めされるのです。カイエンもない時代だから迷わず911を選択しました。

そうやって男をアゲることに気付かされたのが、デイトナとポルシェ911なのでした。

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