アイルトン・セナも愛した、タグ・ホイヤー「モナコ」栄光の50年史――Part2【DRAMA】

開発から半世紀を迎えた、タグ・ホイヤーを代表するコレクション「モナコ」。 腕時計を選択するうえでは、開発経緯や著名人の着用実績も重要ですし、ドラマ性が高いほど購買意欲が掻き立てられるもの。その点「モナコ」はエピソードに事欠かず、とりわけ“ネーミ ング”と“マックイーン”は人々を惹きつける大きな理由になっています。【DRAMA編】

 

モータースポーツが繋いだモナコとタグ・ホイヤー

高級リゾート地として知られ るモナコ公国は、古くからモータースポーツが盛んで、毎年F1が開催されます。タグ・ホイヤーは同GPと所縁があり、スポンサーを務めているほか、かつて際立って強さを見せた〝モナコ マイスター〞のアイルトン・セナは同社アンバサダーでした。そんなF1モナコGPに触発されて開発されたのが「モナコ」です。

(左)長年に渡り、タグ・ホイヤーはF1モナコGPをスポンサードしている。そのためレースの中継では至る場所に同社ロゴを確認できる。写真は2011年の風景。(右)モナコ公国の海岸線は、コート・ダジュールの美しい景観が広がる。同地の“青”を文字盤に活かした

またスティーブ・マックイー ンの存在も忘れてはなりません。トップスターでファッションリーダーだった彼が、1971年公開の『栄光のル・マン』で初代モナコを着用したことで、一躍その名が広まることとなりました。

(左)1968年開催のル・マン24時間耐久レースで、ガルフチームが「フォード・GT40」でエントリーし、初優勝を飾ったときの様子。リアルな演出にこだわった『栄光のル・マン』では、主演のマックイーンは同チームのドライバーとして参戦している。(右)劇中のワンシーン。レーシングスーツをまとったマックイーンの腕に、初代モナコの姿が確認できる

 

美しい街を駆け抜ける、世界有数のレースとタグ・ホイヤーの関係

モンテカルロ市街地コースを舞台に繰り広げられるF1「モナコGP」は、90年の歴史を誇る世界三大レースのひとつ。タグ・ホイヤーはこの伝統あるレースにヒントを得て、「モナコ」を開発したといわれています。

 

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