開発から半世紀を迎えた、タグ・ホイヤーを代表するコレクション「モナコ」。 腕時計を選択するうえでは、開発経緯や著名人の着用実績も重要ですし、ドラマ性が高いほど購買意欲が掻き立てられるもの。その点「モナコ」はエピソードに事欠かず、とりわけ“ネーミ ング”と“マックイーン”は人々を惹きつける大きな理由になっています。【DRAMA編】
モータースポーツが繋いだモナコとタグ・ホイヤー
高級リゾート地として知られ るモナコ公国は、古くからモータースポーツが盛んで、毎年F1が開催されます。タグ・ホイヤーは同GPと所縁があり、スポンサーを務めているほか、かつて際立って強さを見せた〝モナコ マイスター〞のアイルトン・セナは同社アンバサダーでした。そんなF1モナコGPに触発されて開発されたのが「モナコ」です。
またスティーブ・マックイー ンの存在も忘れてはなりません。トップスターでファッションリーダーだった彼が、1971年公開の『栄光のル・マン』で初代モナコを着用したことで、一躍その名が広まることとなりました。
美しい街を駆け抜ける、世界有数のレースとタグ・ホイヤーの関係
モンテカルロ市街地コースを舞台に繰り広げられるF1「モナコGP」は、90年の歴史を誇る世界三大レースのひとつ。タグ・ホイヤーはこの伝統あるレースにヒントを得て、「モナコ」を開発したといわれています。
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