開発から半世紀を迎えた、タグ・ホイヤーを代表するコレクション 「モナコ」。色褪せない完全無欠のデザインを持ち、数々の著名人にも愛される傑作の魅力について、あらためて振り返ります。【HISTORY編】
キャラクターは永遠に不滅
角型&青文字盤に集約されるモナコの様式は、1960年代〜70年代特有のカルチャーが生んだ傑作と称えられます。懐かしさのなかに未来を思わせる外観が人々を魅了し続けています。
初代を復刻した「ホイヤー モナコ キャリバー 11 クロノグラフ」は、まさしくレトロモダンを象った逸品。左リューズ実現のためにモジュールを新開発した、贅沢なムーブを搭載しています。 もうひとつの定番、「モナコ キャリバー 12 クロノグラフ」は、 伝統のデザインに右リューズを備えた万人向け。両機とも現代で求められるスペックを持った、 長く使える機械式クロノです。
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左リューズや旧ロゴに込めたオリジナルモデルへの敬意
ホイヤー モナコ キャリバー 11 クロノグラフ
スポーツウオッチでは珍しいスクエアフォル ム、ホワイトの2つ目を配したブルーダイアル、レーシングスピリットが伝わる赤針など、 色褪せない完全無欠のデザインがモナコの醍 醐味です。だからこそ忠実な復刻や再現に対する声が多く、正常進化に至っているのです。
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1969年に発表された初代モナコの復刻版として2015年にデビュー。伝統のダイアルカラーに加え、12時位置のロゴをホイヤー時代のものにしているのが特徴です。ブラックカーフスキンストラップ。 ケース縦横39㎜。100m防水
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(左)ケース右側面にスタート/ストップとリセットのプッシュボタンをレイアウト。スポーツモデルらしいサテン仕上げで、スタイリッシュな印象を受ける。 (中央)反対の左側にリューズを備える。オリジナルモデルの特徴をリアルに再現した、こだわりのディテールだ。(右)シースルーバックから、最新式のCal.11を眺めることが可能。ローターに旧ロゴがレリーフされている
操作系をケース右に揃えた扱いやすい現代スタイル
モナコ キャリバー12 クロノグラフ
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リューズとプッシャーを右側面にセットした、クロノの基本スタイルを採用。モナコのシンボリックな青文字盤を踏襲しつつ、Cal.11モデルでは横向きのバーインデックスを、読み取りやすいセンター向きにしている。シースルーバック。ケース縦横39㎜。100m防水
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