永遠の王道時計には英国調のテーラードがよく似合う――A.ランゲ&ゾーネ「サクソニア・フラッハ」

永遠の王道時計を合わせるなら、英国調のテーラードはいかが?

構成/関口 優(本誌) 文/長谷川 剛(zeroyon)
撮影/シバサキフミト スタイリング/石川英治(TRS)

 

王道時計に似合う一着は伝統の職人仕立て

A.ランゲ&ゾーネ「サクソニア・フラッハ」 Ref.211.033 184万6800円
ザクセン時計の歴史をいまに伝える老舗のドレスウオッチは、ブランド史上最薄のケースが特徴。そもそも本機は、厚さわずか5.9㎜の極薄ケースで話題をさらった2011年初出となるモデル。さらに5年の熟成期を経たこの最新型では、怜悧な金無垢のバーインデックスが、前モデルよりも僅かに長くなり、それにより明快さに磨きを掛けた仕上がり。薄くて明快。これぞまさに正統派時計のあるべき姿だ。手巻き。18KWGケース、直径37㎜

そもそもこの21世紀という現代に、高価な機械式時計を身に着ける理由はどこにあるのでしょうか。

それは間違いなく伝統へのリスペクトです。長い年月を掛けて熟成を重ね、研ぎ澄ますことで完成した機構やスタイルへの憧れと敬意。そういった思いが高級時計を手に取る理由ではないでしょうか。であるなら正統派のドレスウオッチを身に着けるときには、それらの伝統に敬意を表した身繕いを実践したいものです。

では、正統派のドレスウオッチに合わせるべき服装は何がベストでしょうか? 男性であるなら間違いなくテイラードのスーツでしょう。しかし昨今はテイラードを謳いながら、正統派ならざるスーツも少なくありません。たとえば華美なモードスーツ。そしてビジネス用ですが極端に短丈のスーツなども、本格時計の品位にそぐわないものです。正統派スタイルにこだわるなら、ヒップを覆うレギュラー丈の上着はもとより、高級な素材使いと職人仕立てを貫いた英国調スーツから選びたいもの。理想的にはオーダーメイドとなりますが、買い方を吟味すれば必ずしも〝誂え〞でなくても問題ありません。

著名なセレクトショップなどに相談して、何よりも自分に合ったサイズのものを手に入れるべきです。

 

問:A.ランゲ&ゾーネ TEL.03-4461-8080
https://www.alange-soehne.com/ja

 

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