ブレゲが誇る意匠を受け継ぐプレミアムな1本――TOKYOタイムピース

現代のジャングルを共に生きる時計は、タフでありながら、気品も携えていることが求められます。そんな特別なリーダーたちにこそ相応しい、「TOKYOタイムピース」をご紹介します!【ブレゲ編】

構成/関口 優(本誌) 文/小暮昌弘
撮影/シバサキフミト スタイリング/石川英治(TRS)

時計の進化を2世紀早めた創始者。その偉大なる遺産を継承するスポーツウォッチは洗練さが香る

マリーン 5517 Ref.5517TI/G2/5ZU 216万円
17世紀の当時、フランス王国海軍の正式なマリン・クロノメーター製造者に任命されたブレゲ。そのレガシーを受け継ぐのが「マリーン」。船舶にまつわる意匠をモチーフにしつつ、太く力強いローマンインデックスとシリーズ初となるチタンケースとで、モダンな雰囲気を盛り上げている。スレートグレーのダイアルが何とも高貴だ。直径40mm。自動巻き

英国のファッション評論家、ポール・キアーズによれば、その昔、時間を気にすることは紳士にとって恥ずべき行為であったといいます。しかし「ビクトリア朝時代になると、ハンター型やハーフ・ハンター型の金の懐中時計が、実用性を備えた宝飾品と考えられて、ステイタス・シンボルになったのである」と、著書『英国紳士はお洒落だ』(飛鳥新社刊)で彼は書いています。

同書には腕時計は女性専用のものとして扱われ、男性が使い出したのは第一次世界大戦後。懐中時計は、戦場では扱いにくいものだったからだとも書かれています。今でこそ、腕時計は紳士に欠かせないアイテム=アクセサリーとして扱われていますが、愛用されるようになったのは意外に最近なのです。

高級時計の代名詞、「ブレゲ」の創業は1775年です。第一次世界大戦前の時代は、愛用者にマリー・アントワネット、ナポレオン、ビクトリア女王など、歴史上の人物が数えきれないほどいたと伝えられています。その伝統を継承しながらも、スポーティに仕上げたのが「マリーン」というコレクション。フランス海軍のマリン・クロノメーター(航海用精密時計)の製造者として、アブラアン–ルイ・ブレゲが築き上げた多大なる遺産をヒントに、このモデルは誕生したと聞きます。

現代人のライフスタイルに欠かせないスポーティなテイストを備えながら、確かな風格を醸し出す。伝統と老舗の力に他なりません。

 

問:ブレゲ ブティック銀座 TEL.03-6254-7211
https://www.breguet.com/jp

 

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