進化をやめないオメガの偉大な一歩――シーマスター、デ・ヴィル編

オメガが今年発表した新作は、大きく分けて3つ(スピードマスター、シーマスター、デ・ヴィル)でした。それぞれ別の過去の偉業からインスパイアされ、現在のオメガを象徴するタイムピースとなっています。そのなかから、新作シーマスターとデ・ヴィルの注目の1本をご紹介します。

 

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タフに使えるシーマスターが質感高くタウン仕様に!

シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター ブラックセラミック&チタン Ref.210.92.44.20.01.001(ラバー)/Ref.210.92.44.20.01.002(NATO) 各93万9600円
2018年にリファインされた300m防水の人気シリーズに加わったセラミックケースバージョン。ほかの同一バリエーションより、サイズが1.5mmアップされて43.5mm径に。自動巻き

シーマスターで印象的なのは、ジェームズ・ボンドが使用して本格的なスペックを有するダイバー300Mやシーマスター300でしょう。これらはこれまで、スピードマスターほど斬新な素材が使われる傾向ではありませんでしたが、本機はひと味違います。

昨年の新作である“アポロ8号”スピードマスターに採用されて記憶に新しい、ブラックセラミックケース。スピードマスターが時計の世界観を優先したのに対し、本シーマスターは着け手のスタイルに合う時計に仕上げています。ボンドにもビジネスマンにも似合う時計。シーマスターは着け手に寄り添うのです。

 

オメガ革新の歴史を切り拓いたコレクション

デ・ヴィル トレゾア 125周年記念モデル Ref.435.53.40.21.11.001 206万2800円
オメガが1894年に開発した革新のムーブメント、19ラインの誕生から125周年を祝して、初の手巻きマスター クロノメーターのCal.8929を新開発、搭載する。文字盤にはこちらも初となるレッドエナメルを用いた。18KYGケース。40mm径

デ・ヴィルとは、オメガにおいて近年革新技術を象徴的に搭載してきたコレクションです。2007年にはデ・ヴィル アワービジョンに自社製コーアクシャルムーブメントを初採用し、新時代の幕開けを告げました。今年、オメガが自社の記念碑的ムーブメントである19ラインの誕生125周年を祝福するコレクションとしても、選ばれたのはデ・ヴィルだったのです。真の通は、デ・ヴィルでオメガの現在地を堪能するのかもしれません。

(左)ケースバックには125周年のメダリオンをセット。その周辺を囲う、ダマスキン・エングレーブが華やかさを盛り上げる。(右)Cal.8929。最新の耐磁性能はもちろん、72時間のパワーリザーブも備える

 

問:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400
https://www.omegawatches.jp/ja/

 

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