進化をやめないオメガの偉大な一歩――スピードマスター編

オメガが今年発表した新作は、大きく分けて3つ(スピードマスター、シーマスター、デ・ヴィル)でした。それぞれ別の過去の偉業からインスパイアされ、現在のオメガを象徴するタイムピースとなっています。そのなかから、新作スピードマスターの注目の1本をご紹介します。

 

1969年の偉業に現在からオマージュを捧げる

スピードマスター アポロ11号 50周年記念 リミテッドエディション Ref.310.60.42.50.99.001 400万6800円
18Kムーンシャイン™ゴールドという、従来よりも淡い色合いの特別な金を用いた1014本限定モデル。同素材は経年変化にも強い特徴を持つ。搭載される手巻きムーブは、新開発のマスター クロノメーターCal.3861だ

アポロ11号で人類が月に降り立ったのは、1969年のことです。当時、オメガはこの偉業を称えて、宇宙飛行士たちに18KYGのスピードマスター〝BA145̇022〞を贈りました。それから半世紀が経ったいま、人類史を塗り替えた出来事を祝して、オメガは過去にも大いなるオマージュを捧げてきました。

今回の限定モデルの元となった、第4世代のスピードマスター。非対称でリューズガードのついたケース、1列が5つのアーチ形リンクでできたブレスが特徴だ

今回発表されたスピードマスターのアポロ11号50周年記念限定は、BA145.022のデザインを踏襲しながら、外装には特別な18Kムーンシャインゴールド™を採用。あくまで手巻きムーブを堅持し、最新の技術力を込めたマスター クロノメーター取得のキャリバー3861をあつらえました。その限定数は、当時の限定数にちなんだ1014本です。これは年産数十万本の時計を作るオメガからすれば、ずいぶんと小さな数字であり、その時計にこれだけの最新テクノロジーを費やす気概たるや、相当なものです。永遠に叶わない再会が実現したような、色鮮やかな復刻といえるでしょう。

(左)ケースバックのリングには、アポロ11号の打ち上げ場所となったケープ・カナベラルほか、アメリカの地図が描かれ、月隕石がはめ込まれる。(右)バーガンディのセラミックリング、オニキスの時字が特別感を醸す

 

問:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400
https://www.omegawatches.jp/ja/

 

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