イタリアンデザインから導き出された日本人画家の新境地――ブルガリの贅沢なセット

腕時計の文字盤はキャンバスであり、芸術そのもの。そう思わずにはいられないタイムピースが、昨年、ブルガリから発表されました。しかも日本人アーティストによる作品。こういった至高の逸品の存在もまた、腕時計の魅力のひとつといえるでしょう。

 

世界最薄の腕時計に描かれた壮大な滝

オクト フィニッシモ 千住博 セット 限定1セット 5400万円(写真は3本セットのひとつ、ミニッツリピーターを搭載するサンドブラスト加工のチタンモデル。手巻き)

「オクト フィニッシモ オートマティック 千住博」は、スケールの大きな滝の絵で世界的に知られる日本を代表する画家、千住博氏の作品を鑑賞できる贅沢な一本です。ステンレススチール、チタン、ピンクゴールドの素材違いで色を使い分けたマザーオブパール上に丁寧に描かれた“滝”は、文字盤を傾けることで表情を変えます。それはまさに、水が滝壺にぶつかる滝の動きのようでもあります。

世界唯一となる3本1セットの特別ボックスという豪華さ。八角形が特徴のオクトの文字盤に、千住氏自らがハンドペイントしたという3本です。スケールの大きな作品に望むことの多い千住氏にとって、腕時計の文字盤という極小のキャンバスは初挑戦だったそうで、「滝と時間は、どちらも絶え間なく流れ続けるものであり、いつかは挑戦をしたかったテーマ」とも語りました。

ブルガリにとっても、そして千住氏にとっても新境地を見出した会心の作品といえます。唯一無二にして、後世に語られるアートピースを、その価格で論じることはナンセンスなのかもしれません。

 

問:ブルガリ ジャパン TEL.03-6362-0100
https://www.bulgari.com/ja-jp/

 

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