腕時計の文字盤はキャンバスであり、芸術そのもの。そう思わずにはいられないタイムピースが、昨年、ブルガリから発表されました。しかも日本人アーティストによる作品。こういった至高の逸品の存在もまた、腕時計の魅力のひとつといえるでしょう。
世界最薄の腕時計に描かれた壮大な滝
「オクト フィニッシモ オートマティック 千住博」は、スケールの大きな滝の絵で世界的に知られる日本を代表する画家、千住博氏の作品を鑑賞できる贅沢な一本です。ステンレススチール、チタン、ピンクゴールドの素材違いで色を使い分けたマザーオブパール上に丁寧に描かれた“滝”は、文字盤を傾けることで表情を変えます。それはまさに、水が滝壺にぶつかる滝の動きのようでもあります。
世界唯一となる3本1セットの特別ボックスという豪華さ。八角形が特徴のオクトの文字盤に、千住氏自らがハンドペイントしたという3本です。スケールの大きな作品に望むことの多い千住氏にとって、腕時計の文字盤という極小のキャンバスは初挑戦だったそうで、「滝と時間は、どちらも絶え間なく流れ続けるものであり、いつかは挑戦をしたかったテーマ」とも語りました。
ブルガリにとっても、そして千住氏にとっても新境地を見出した会心の作品といえます。唯一無二にして、後世に語られるアートピースを、その価格で論じることはナンセンスなのかもしれません。
問:ブルガリ ジャパン TEL.03-6362-0100
https://www.bulgari.com/ja-jp/
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