プロユース前提のSINNが作ったウオッチストラップ交換の新システムは、工具不要で付け替えラクラク!

プロユースの特殊時計の製造で知られるドイツの時計メーカー「SINN(ジン)」が、ダイバーズウオッチ向けのまったく新しいストラップシステムを開発した。ダイビングユースとデイリユースの切り替えが素早く行えることで、SINNダイバーズがいっそう魅力的なものになる。ストラップ交換を楽しみたいユーザーにとっても朗報だ。

専用のケースアダプターを取り付けることで、ストラップの交換をスピーディーにする「デュオフレックス」。直径44mmのUシリーズ全モデルに対応する。写真はデュオフレックス装着後のイメージ

ストラップの使い分けをもっと身近なものに

潜水士たちのダイバーズウオッチに対する悩みのひとつが、ダイビング用のドライスーツやウェットスーツの上から時計を着用する場合、普段のストラップの長さでは足りない可能性があること。そこでジンが開発したのが、クイックアジャストストラップシステムを搭載する「DUOFLEX(デュオフレックス)」。この問題を見事に解決する。同システムは下の図のように、ストラップを取り外すときは片側ずつ折り曲げて接続部を外側に引っぱるだけ。これによって普段使っているストラップとは別の長尺ストラップへと簡単に交換できるのだ。もちろん通常時は引っ張っても外れることがない。

デュオフレックスは特殊なケースアダプターを追加する構造になっており、その対象は直径44mmのUシリーズ全モデル。バネ棒をいちいち外したりするストラップ交換の煩わしさから解放されるため、ダイビング目的だけでなく、普段からファッションに合わせてストラップを選びたいユーザーにとっても有益なシステムといえる。

デュオフレックスは、時計側に取り付けるアダプターと専用シリコンストラップ、簡易調整機能付きの新型クラスプの3パーツがセットになっている。キットにはシリコンストラップを保管・携帯するためのポーチも付属。シリコンストラップはブラック、ホワイト、レッド、ネイビー、グリーンの5色で展開されている。

 

デュオフレックスの構成パーツ、新型フォールディングクラスプ。折りたたみ式になっており、長さを調整できるエクステンション機能も備える。前後5mmで、合計1cmの範囲で微調整が効く。

なお、デュオフレックスは素材違いで3タイプを用意しているため、ケースに合わせてセレクトすることをお薦めする。ステンレススチール製は6万500円、テギメント加工したステンレススチール製は7万7000円、ブラックPVDにテギメント加工したステンレススチール製は9万3500円となっている。

 

問:ホッタ TEL.03-6226-4715
https://sinn-japan.jp/

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