いよいよ8月4日(金)から開催される「世界陸上選手権」を前に、リシャール・ミルは2人のトップアスリートのシグネチャーモデルを発表しました。同社が誇る超薄型トノーシェイプ・モデル「RM 67-01」のスポーツタイプとして、さらなる軽量&薄型化が重ねられたニューモデルの誕生です。
数百時間をも費やして生み出したスケルトンムーブ
新作は同社のブランドファミリーであり、400、500m走の世界記録保持&オリンピック金メダリストのウェイド・バンニーキルクと、走り幅跳びのアジア記録を保持するムタズ・エサ・バルシムのモデル。厚みわずか3.6mmの自動巻きキャリバー・CRMA6で世界を驚かせたRM 67-01が、「アスリートの第2の皮膚となるような時計を」という同社の思いからアスリート仕様へと改良された形となりました。
![](https://watchnavi.getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2017/07/000_Q12HZ_Wayde-van-Niekerk.jpg)
ケースは耐衝撃性に優れた同社独自の複合素材、カーボンTPT®とクオーツTPT®を採用。4つのエクステンションによってさらなる強化構造がなされています。
またベゼル、ケース、裏ブタを合わせてもわずか7.8mmという薄さを実現し、さまざまな衝撃が考えられるハイレベルなスポーツ競技においても変わらない性能の高さを誇ります。
![↑リシャール・ミル「RM 67-02 オートマティック ウェイド・バンニーキルク スプリント」1390万円(税別予価)/自動巻き/50m防水/縦47.52 x 横38.70 x厚さ 7.80 mm](https://watchnavi.getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2017/07/c7fd27ae5312c8333c8de8eff4dc0e54.jpg)
このスポーツモデルのクオリティーを強調するのが、自社開発超薄型キャリバーのCRMA7です。カーボンTPT®とホワイトゴールド製のローター、DLCコーティングを施されたグレード5チタン製のブリッジと地板を備え、極限までスケルトナイズ。
この工程は、1つにつき最低でも2時間もの機械加工が必要になり、そのうえ専用工作機械を使った工程のプログラミングや調整には数百時間が費やされるといいます。
装着感にもこだわっており、RM 67-02には快適な新型ストラップが付属しています。縫い目のないシームレス形状のため滑らず、ほどよい弾性と手首の形状にぴったりフィットするので、動きの多い選手たちの腕にはまさに最適。
さらにストラップも同社史上最軽量なので、時計全体の重量は32グラムをキープすることが可能に。コレクションの中でも、最軽量の自動巻き時計となりました。
![↑リシャール・ミル「RM 67-02 オートマティック ムタズ・エサ・バルシム ハイジャンプ」1390円(税別予価)/自動巻き/50m防水/縦47.52 x横 38.70 x 厚さ7.80 mm](https://watchnavi.getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2017/07/RM-67-02-Mutaz-Essa-Barshim.jpg)
それぞれのカラーは「RM 67-02スプリント」の黄色&緑=ウェイドの祖国・南アフリカ、「RM 67-02ハイジャンプ」の深紅=ムタズの祖国・カタールをイメージ。8月4日の「世界陸上選手権」にて初お披露目される予定です。選手たちが繰り広げる熱戦と共に、腕元に着けられた最新作にもぜひ注目してみてください。
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