腕時計がもっと好きになる【入門者必見】知っておきたい世界の名門ブランド&新作モデル/憧れの人気メジャー編

スイスを中心に、ドイツやイタリア、アメリカ、日本と世界に名だたる時計ブランドは数百社存在します。そのなかでも人気・実力とも評価の高いブランドを、新モデルとともに紹介。今回は、メジャーであり時計ファン憧れの人気ブランドをピックアップします。

パネライ(PANERAI)

イタリア海軍の奇襲作戦を支えた高性能と機能美

パネライ時計店として1860年に創業。イタリア海軍の要請で第一次大戦頃から防水腕時計の開発に着手。1936年に自社開発の蛍光物質ラジオミールを使った世界初の軍用ダイバーズを完成させました。それから冷戦時代まで軍用時計専門でしたが、1993年からルミノールなどの一般販売を始め、2002年に新工場をヌ・シャテルに建造。2005年のCal.P.2002を皮切りに、次々に自社ムーブを開発し、またブロンズケースなど新素材も積極的に採用して躍進を続けています。

NEW MODEL

↑パネライ「ルミノール ドゥエ 3デイズ オートマティック オロロッソ-45㎜」289万4400円/Ref.PAM00675/自動巻き/3気圧防水
↑パネライ「ルミノール ドゥエ 3デイズ オートマティック オロロッソ-45㎜」289万4400円/Ref.PAM00675/自動巻き/3気圧防水

1950年代のクラシカルコレクションにインスパイアされた優美な造形が魅力的なモデル。マイクロローターを備えた薄型の自動巻きムーブメントCal.P.4000/10を搭載し、3日間のロングパワーリザーブを確保しています。厚さ10㎜に迫るスリムな18KRGクッションケースには、新モデルに合わせて設計されたポリッシュ仕上げのリューズプロテクターをセット。スモールセコンド付きの文字盤をサンブラッシュ仕上げのアンスラサイトカラーにしたことで、よりラグジュアリーな輝きを強調しています。

ブライトリング(BREITLING)

航空界とともに進化するパイロットウオッチ界の雄

創業時から計時機器に情熱を傾け、航空用回転計算尺を搭載した「ナビタイマー」(1950年)、「クロノマット」(1984年)など多くの傑作を輩出。“プロのための計器”を前提に製造されたモデルは、精度や機能、視認性を研究したプロ仕様として人気が高いです。2000年には100%クロノメーター化を完遂し、創業125周年の2009年、初めての自社開発・製造ムーブ「キャリバー01」を発表。2011年に現行ラインナップの大胆な整理・統合を行うなど、常に進化を続けています。

NEW MODEL

↑ブライトリング「ナビタイマー ラトラパンテ」138万2400円/Ref.A031Q15BA/自動巻き/3気圧防水
↑ブライトリング「ナビタイマー ラトラパンテ」138万2400円/Ref.A031Q15BA/自動巻き/3気圧防水

2つの時間を同時に計測できるスプリットセコンド・クロノグラフを、ついに自社開発・製造のCal.B03で実現したナビタイマー。3時位置のリューズには、ラトラパンテ針を止める機構と、停止時に他の輪列と切り離す機構に、それぞれ特許申請技術を導入しています。

ロレックス(ROLEX)

創世期は実用時計に徹することで古参ブランドに対抗

完全防水ケース「オイスター」(1926年)や、自動巻き機構「パーペチュアル」(1933年)、日付が瞬時に変わる「デイトジャスト」(1945年)など、実用的な腕時計機構を数多く開発。スポーツ時計の先駆者としても実績は多く、「サブマリーナ」(1953年)や「エクスプローラー」(1953年)など、現在まで続くロングセラーになっています。創業年はスイスの古参ブランドに遅れていましたが、いまや世界一の知名度を誇る高級実用ブランドに成長しています。

NEW MODEL

↑ロレックス「オイスター パーペチュアル シードゥエラー」116万6400円/Ref.126600/自動巻き/1220m防水
↑ロレックス「オイスター パーペチュアル シードゥエラー」116万6400円/Ref.126600/自動巻き/1220m防水

1967年に誕生した初代シードゥエラーに敬意を表し、モデル名を当時と同じ赤字で記した新型。43㎜径に大型化されたステンレススチールケースに、約70時間のロングパワーリザーブを誇るCal.3235を搭載しています。歴代シードゥエラーのなかで初めて、デイト表示にサイクロップレンズを装備。

オメガ(OMEGA)

月面や海底など前人未踏の地へ挑んだ偉大な歴史

ブランド名の由来ともなった1894年の名作「Cal.19(オメガ)」などで創業当初から成功。冒険支援の実績も多く、深海探査「ヤヌス企画」では「シーマスター」(1948年)、NASAの宇宙計画では公式時計として「スピードマスター」(1957年)が使用されました。特に1969年に人類初の月面着陸に携行された逸話は有名で、唯一のムーンウオッチとして時計界に君臨。1999年にはコーアクシャルの実用化に成功するなど脱進機革命の先駆者としても知られています。

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↑オメガ「スピードマスター プロフェッショナル」56万1600円/Ref.311.33.42.30.01.001/手巻き/50m防水
↑オメガ「スピードマスター プロフェッショナル」56万1600円/Ref.311.33.42.30.01.001/手巻き/50m防水

1957年の登場以来、基本デザインを守り続けるスピードマスターのスタンダードライン。1965年にNASA公式装備品に採用されて以降、人類初の着陸ミッションの成功や、アポロ13号の宇宙飛行士救出の貢献など、数多くの伝説を築いてきました。2014年よりベースモデルにはNATOストラップ、スピードマスターブックレットなどが入った専用ボックスが付属します。

タグ・ホイヤー(TAG HEUER)

常に技術革新に挑む“計時”のプロフェッショナル

1887年に「振動ピニオン」、1916年に1/100秒計測が可能な「マイクログラフ」を開発するなど、精密計測と高精度時計に特化した名門。オリンピックやF1、インディカーレースの公式計時も務めました。現行の定番人気ラインは、F1ドライバーに愛用された「カレラ」や「モナコ」、「リンク」や「アクアレーサー」など多彩に展開しています。

NEW MODEL

↑タグ・ホイヤー「オウタヴィア ホイヤー02 クロノグラフ」58万3200円/Ref.CBE2110.FC8226/自動巻き/10気圧防水
↑タグ・ホイヤー「オウタヴィア ホイヤー02 クロノグラフ」58万3200円/Ref.CBE2110.FC8226/自動巻き/10気圧防水

1933年以ダッシュボード用計器として誕生し、1969年に自動巻きクロノグラフ・ムーブを搭載したヨッヘン・リント愛用モデルが復活。オリジナルに忠実に、ブラックの回転ベゼル、同心円状に溝を彫刻するアズラージュ加工が施されたホワイトのカウンターを備えています。新自社製Cal.ホイヤー02を搭載する一方、ビンテージ調のホイヤーロゴとストラップが味わい深いモデルです。

 

時計をよく知らないという方でも、特に一般認知度の高いロレックスやオメガなどは名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。今回ご紹介したブランドは時計界ではとてもメジャーな人気ものたちばかり。歩んできた歴史や、逸話など語りどころも合わせて知っておくと“時計ツウ”に一歩近づけるかもしれません。

腕時計がもっと好きになる【入門者必見】知っておきたい世界の名門ブランド&新作モデル/3大ブランド編

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