オーデマ ピゲのブランニューモデルにNEWカラーが登場!! 新たな魅力を手に入れた「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」を徹底検証

2019年、オーデマ ピゲとしては「ロイヤル オーク オフショア」(1993年初出)以来のブランニューコレクションとして誕生した「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。発売開始から記録的なヒットを続けているが、2020年は早くもニューダイアルが加わって、さらに魅力を増している。

カラーダイアルが映えるベースディテールの美しさ

適度な曲率を加えたラウンドケースの中に、さまざまなフォルムやディテールを融合させた「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」(以下CODE 11.59)。2シーズン目となる今年は、レギュラーラインナップとしては初のバイカラーケースと、5色のカラーダイアルが加わった。オーデマ ピゲのDNAを再検証して“次世代機”に昇華させるというコンセプトのもとにデザインされた本機は、重層的なフォルムの重なりが本来の魅力だ。

 

立体造形と新色ダイアル

ケースに対してかなり大きなダイアルは、ディテールを立体的にすることで表情を引き締めている。特にゴールド素材の厚盛りガルバニックで成形されるロゴに注目

 

オクタゴンシェイプのミドルケースを挟み込んだラウンドケースは、正面から見た場合と、側面から見た場合ではまったく表情を変える。側面にスケルトナイズを加えたショートラグと一体化されたベゼルはギリギリまで幅が絞り込まれ、ダイアル開口部を極めて大きく取っている。明らかに“ベゼルレス”を狙った造形だが、これがカラーダイアルの存在感を大きくしていることは間違いないだろう。

 

8角形シェイプのミドルケース

特徴的なオクタゴンシェイプのミドルケースだが、そのルーツはもっと古く、1917年に作られたドレスウオッチに辿り着く

 

積み重ねられた重厚なディテールに加えられた、カラーダイアルという新しいスパイス。それがここまで映えるのも、基本的なフォルムの美しさがあればこそなのだ。

 

オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」Ref.15210CR.OO.A009CR.01 308万円/自動巻き(自社製Cal.4302)、毎時2万8800振動、70時間パワーリザーブ。18Kピンクゴールド+18Kホワイトゴールドケース(ベゼル・ラグ・裏蓋/シースルーバック)、アリゲーターストラップ。直径41mm(厚さ10.7mm)。30m防水

シンプルなフォルムの中に、重層的なディテールを融合させた次世代のスタンダードラグジュアリー。カーブドガラスの曲率に合わせて、ベゼル自体も緩やかなカーブを描くため、ミドルケースのアングラージュ部分も一定の幅とはならない。ここを磨き上げるのは、極めて高度な技術が必要となる。

 

 

《クローズアップ1》

ニュー「CODE 11.59」がオーデマ ピゲの新たな“カラーコード”を示す

2020年シーズンの「CODE 11.59」は、レギュラーモデル初のバイカラーケースに加え、5色のカラーダイアルが加入。それぞれ3針式のオートマティックもしくはクロノグラフがラインナップされた。

オートマティック

Ref.15210BC.OO.A068CR.01/5色の中で最も鮮やかな発色を見せる「スモークバーガンディ」

クロノグラフ

Ref.26393CR.OO.A009CR.01/「ライトグレー」は、唯一グラデーションを施さないカラー。多色では下地となるサテン加工+シルバーメッキの上に、そのままクリアを拭いている

 

《クローズアップ2》

HANDS-ON! 腕に乗せてこそわかる超立体ケースの魅力

「CODE 11.59」の本質的な魅力は、複雑な超立体ケースにある。時間の正確な判読性と優れた装着感、立体的な側面造形が生み出すバランスが秀逸だ。

 

正面のスタイリングはシンプルで判読性も高い


正面から見たCODE 11.59は、ラウンド形状のシンプルなスタイリングと、時計としての判読性の高さが際立つ。ギリギリまで幅を絞り込んだベゼルが、ダイアルそのものを大きく見せるため、その存在感がより際立つ。新しいカラーダイアルも、表面は深みのあるポリッシュドラッカーとされており、適度なツヤ感が美しい。シンプルなストレートハンドと、明確なファセットを設けたバーインデックスは、ツヤの中に埋没することなく、しっかり情報を伝える。

 

存在感を増す側面造形と重さが消える装着感


CODE 11.59は、側面から見た場合にその表情を一変させる。正面から見ている際には存在感を消していたサファイアガラスが、一気に主張してくるためだ。表裏の曲率を変えることで生まれるレンズ効果は、ガラス表面に波紋のような映り込みを生じさせる。加えてケース側面の造形は非常に立体的で、新たに加わったバイカラーケースでは、この魅力が一気に倍加する。大径ケースに対するショートラグのバランスが適切なため、腕にした瞬間に重さが消える。

 

《クローズアップ3》

光源によって見え方が変わるサンバーストダイアル

繊細なサテンの上に、半透明のラッカーを幾重にも重ねたカラーダイアル「サンバースト」も登場。リアルな環境の中にある光源によって表情を変え、シーンごとで異なる魅力を放つ。

 

自然光下では…

やや粗めのサテナージュをポリッシュラッカーで包んだCODE 11.59のカラーダイアル。やや強めの自然光の中では、下地のサテンが強く浮き出てくる。しっとりした雰囲気の中に顔を見せる、サテンの光輝感が美しい。

 

蛍光灯下では…

比較的色温度の高い蛍光灯の下では、光源のディフューズ効果により、下地サテンのギラつき感がよりソフトになってくる。結果、グラデーションカラーのダイアルが最もバランス良く、美しく見える。この状態が普段の表情だ。

 

タングステン(電球色)下では…


色温度の低い電球色の光源では、ブラックダイアルに似たダークトーンに見えてくる。ダイアル色のトーンが落ちた状態でも、針とインデックスの判読性が確保されている点に注目。時計としての基本性能に忠実なダイアルデザインだ。

 

問い合わせ先:オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000
(公式ホームページ)https://www.audemarspiguet.com
(日本特別コンテンツ)https://borninlebrassus.audemarspiguet.com

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