スイスのウオッチブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」が創業160周年の節目に、記念碑的なリミテッドモデルを発表した。創業者の子孫で、同社だけでなく時計界にも大きな影響を与えた偉人、ジャック・ホイヤー氏を称える一本である。
“米寿”を祝う気品高きフルゴールドの自社製クロノグラフ
先日、「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」より新42mmケースモデルがリリースされた。エレガントでスッキリした顔立ちや、フィット感に優れる適度なサイズが好評で、すでに人気を博している。これをベースに、大きな成功を掴んできたタグ・ホイヤーの立役者といえる現名誉顧問ジャック・ホイヤー氏に敬意を表したデザインのスペシャルバージョン「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ ジャック・ホイヤー バースデーリミテッドエディション」が登場した。
本機がモチーフとしているのが、ジャック・ホイヤー氏が愛するアイコニックなヴィンテージウオッチ、「ホイヤー カレラ (1158CHN)」だ。これにインスパイアされたディテールが最大の特徴となっている。
1970年代、ジャック・ホイヤー氏が幸運のしるしとして当時ホイヤー社がスポンサードしていたフェラーリF1チームのドライバー、ロニー・ピーターソンやニキ・ラウダ、クレイ・レガツォーニなどへ贈ったといわれるホイヤー カレラ(1158CHN)。ケースバックにドライバーの名と血液型がエングレーブされたこれらは、珍しいコレクターズアイテムとされ、レーシング黄金期のシンボルともいえる存在となっている。
今回ケースには、ジャック・ホイヤー氏の愛する気品高いローズゴールドが採用された。その永久的な価値は同氏、タグ・ホイヤー、モータースポーツ、そして各時代の卓越したドライバーたちとの永遠の結びつきを体現するもの。この煌めく外装に相応しい文字盤としてシルバーオパーリンカラーが選ばれ、中央に2つの無限ループをアプライド。彼がブランドに残した永遠のレガシーを表す、特別なディテールである。
ジャック・ホイヤー氏は創業者の曾孫であり、タグ・ホイヤーの前CEOを務め、現在は名誉顧問に就いている。160周年を迎えたタグ・ホイヤーを牽引してきたレジェンドの88歳バースデーを祝う美しいリミテッドモデルは、オンラインブティックにてプレオーダー中。一般発売予定は2021年3月となっている。
問い合わせ先:LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054
https://www.tagheuer.com/jp/ja/
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