針の動きに時計の“息吹”を感じる極上ウオッチ――リヒャルト・ランゲの名を冠した世界限定モデルを発表

科学観測用デッキウォッチを現代風に解釈した2016年発表の「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」。直径39.9mmのプラチナケースモデルに続き、今年は上品なピンクゴールドモデルが世界限定100本で製作されます。価格は税込み862万9200円(予価)、10月以降の発売予定です。

繊細な手仕事が生み出す正確性

懐中時計が使用されていた時代に時計師が正確に時刻を判別できるよう、時・分・秒を独立して表示した時計が「レギュレーター」です。この特徴的なスタイルを取り入れた「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」は、一番大きなサークルの青い針が秒針、右下が分針、左下が時針を示しており、計時単位で一番小さな単位である“秒”が主役に。

↑A.ランゲ&ゾーネ「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」8,629,200円(予価)/手巻き/直径39.9 mm、厚さ10.6 mm
↑A.ランゲ&ゾーネ「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」862万9200円(予価)/Ref.252.032/手巻き/3気圧防水/直径39.9 mm、厚さ10.6 mm

秒針の動きは、1秒ごとに止まりながら針が進む「ステップ運針機構」がベースになっています。秒針動力制御メカニズムによって針を進める力が常に一定に保たれることで、秒針は一目盛り先へとジャンプ。サファイアクリスタルのシースルーバックからもその規則正しい動きを見ることができますが、まるで呼吸するように毎秒正確な時を刻むことができるのはA.ランゲ&ゾーネの繊細な手仕事が成せるワザであり、秒針がフィーチャーされるのも納得です。

Mechanismus Springende Sekunde_grey
↑イラストでもジャンピングセコンド機構の複雑な仕組みが理解できる

さらに時、分、秒のサークルが交わる小さな三角窓からは、パワーリザーブの残量の確認も可能。10時間をきると写真のように赤色に表示され、ゼンマイを巻き上げるタイミングを知らせてくれます。パワーリザーブは42時間と日常使いは十分ですが、手巻き時計を使用するユーザーにとって目安を確認できるというのは安心ですよね。

 

RICHARD LANGE JUMPING SECONDS
↑完全マニュファクチュールで作り出されるムーブメントは美術品のよう!秒針をゼロ位置に戻す「ゼロリセット機構」も確認できる

リューズを引くだけで瞬時に秒針が帰零する「ゼロリセット機構」も搭載されているので、時報などと合わせて簡単に時刻同期を行えます。秒針位置をピタッと合わせるこの技術は特許を取得している同社の貴重な財産であり、すべてが手作業で行われるにも関わらず寸分の狂いもない技術力の高さは、ただただ感動するばかりです。

モデル名にもある創業者一族で科学者・発明者のリヒャルト・ランゲ氏。これまでも希少価値の高いチェーンフュジー機構を搭載した「プール・ル・メリット」など、彼に捧げたオマージュモデルが作られてきました。そして、この「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」もまた、彼の名を継いだ精度・デザイン共に優れた逸品。手に取り見れば、真摯に時計の可能性を追求し続けた同社の思いが感じられるはずです。

A.ランゲ&ゾーネ

公式HP https://www.alange-soehne.com/

公式インスタグラム https://www.instagram.com/alangesoehne/

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