グリーンの夜光がインパクト大!! フォルティスの新しい航空時計がリリース開始

コストパフォーマンスの高いスイス製機械式時計として知られる「FORTIS(フォルティス)」。とりわけパイロット向けのカテゴリーで優れた性能を発揮し、宇宙飛行士用の公式時計にも選定されるなど、活躍の場を広げてきた。今回、同社は象徴的なフリーガーコレクションをリニューアルし、航空時計の新しいカタチを提案している。

 

フォルティスの看板シリーズがリニューアルされる意義

フォルティスを代表する「フリーガー クラシック クロノグラフ」は、ドイツ空軍やポルトガル空軍などNATO各国の空軍に制式採用された、由緒ある経歴を持つ。さらにその発展型といえる「オフィシャル コスモノート クロノグラフ」は、ロシアのユーリ・ガガーリン宇宙訓練センターのオフィシャルウオッチとして認定され、ソユーズロケットに搭乗する宇宙飛行士によって幾度も宇宙へと旅立った。これらのタイムピースは、いずれも極度の重力加速度や温度変化などの過酷な環境にも適応し、耐久性や正確性、視認性を証明。時計界以外でも高く評価されている。

その伝統と機能を受け継ぐ、次世代のフリーガーウオッチが発売された。“ This is not a pilot watch. It is a piece of time.(=これはパイロットウオッチではない。時間の片鱗なのだ。)”というテーマに基づいて企画された新コレクションは、3針、クロノグラフ、そしてスペシャルなGMTの3タイプに分けられる。今回はもっともシンプルな3針モデルに焦点を当てる。

 

無駄のない堅牢なラウンドケースとスリムなコインエッジベゼルが印象的

 

フォルティスが1987年製から培ってきたフリーガーウオッチのDNAを継ぐ、新作「フリーガー F-39 オートマティック」は、シンプルかつ頑丈なケース、明確な読み取りをサポートする剣型針がセットされたブラックダイアル、蛍光仕上げを施したオレンジの秒針を取り入れながら、ネオクラシックなデザイン要素をプラス。印象的な両方向回転ベゼルは、ケース外側から文字盤側に向かってすり鉢状に傾斜がついており、ケース本体もガラスも傷がつきにくい構造になっている。またベゼルには12時間表示が印されており、24クリック式で回転もスムーズである。

 

フォルティス「フリーガー F-39 オートマティック」Ref.F.422.0005 27万5000円/自動巻き(Cal.UW-30)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、両面無反射サファイアクリスタル風防。直径39mm。20気圧防水

 

わずか2mmの差でも文字盤面積が広いことから存在感は格別

 

ダイアル6時位置の“F-41”が示すように、「フリーガー F-39 オートマティック」を大型化させた41mmバージョンも登場した。フォルティスの航空時計の多くは、パイロットが操縦中だとしても、一瞬、文字盤に目を落としただけで確実に時刻を読み取れるような工夫が凝らされている。そのポイントとして、各所の夜光グリーンやオレンジ秒針といった明確なデザインを使っているほか、ダイアル自体の面積も広い。そのため41mmモデルは、実サイズ以上の存在感を与える一本と言ってよいだろう。

こちらの「フリーガー F-41 オートマティック」も、39mmタイプと変わらぬスペックを備えている。「ブラックオバリン」と名付けられたダイアルには、共通の意匠としてフォルティスが新しく考案した「シンクロライン(SYNCHROLINE)」と「ブリックストラック(Brixtrack)」を採用。これらはオレンジの蛍光仕上げと最新の夜光であるスーパールミノバX1によって暗所で力強く光り、時刻の読み取りをサポートする。

 

フォルティス「フリーガー F-41 オートマティック」Ref.F.422.0009 22万円/自動巻き(Cal.UW-30)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、両面無反射サファイアクリスタル風防。直径41mm。20気圧防水

 

問い合わせ先:ホッタ TEL.03-6226-4715 https://www.fortis.jp/

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