時計マーケットで今、もっとも話題のダイアルカラーといえば“ブルー”と答える関係者は多い。ブラックやホワイト、シルバーといった定番に続く色として受け入れられているのだ。
時計専門誌『ウオッチナビ』の最新号では読者アンケートによる各種ランキングを紹介しているが、ブルーダイアルのモデルを押す声が多かった。今回はそのトップ5を公開する。
<ブルーダイアル5位>ブライトリング「スーパーオーシャン ヘリテージ ’57 リミテッド エディション II」
鮮やかなブルーダイアルに、レインボーカラーのインデックス&針を組み合わせる新提案
2020年4月に発表された、初代スーパーオーシャンをモチーフとするダイバーズデザインモデルの特別リミテッドバージョン。新型コロナウイルス感染症に対処する医療従事者たちへの敬意と、チャリティープロジェクトの一環として開発された。ブルーダイアル上に希望の象徴といえる虹のカラーに仕上げたパーツを備える。
ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011 https://www.breitling.com/jp-ja/
<ブルーダイアル4位>オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」
美しい“青金”デザインをエレガントに表現。ブルーのスモークラッカーダイアルも秀逸
名門が2019年に発表した久しぶりのニューコレクション「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」は、シンプルなラウンドフォルムに重層的なディテールが融合した新世代のラグジュアリーウオッチ。カーブドガラスの曲率に合わせて、ベゼル自体も緩やかなカーブを描いている。ピンクゴールドに、グラデーションやサンレイの加工を施した美しいブルースモークラッカーダイアルと、ブルーアリゲーターストラップがよく似合う。
問い合わせ先:オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000 https://www.audemarspiguet.com
<ブルーダイアル3位>ベル&ロス「BR 03-92 ダイバー ブルー ブロンズ」
時とともに変化するブロンズケースと、海をイメージさせるネイビーの組み合わせ
他人と異なる一本やコレクション目的の対象として、年々注目度を上げているのがブロンズ製モデル。時を経ることで個々に変化が表面に現れるブロンズならではの魅力と、“四角の中に丸”というベル&ロス固有のデザイン、そして本格的な300m防水を備えるダイバーズウオッチとしての機能を融合。文字盤と色合いを合わせた逆回転防止ベゼルは、陽極酸化処理アルミニウムのインサートリングを備える。
問い合わせ先:ベル&ロス ジャパン TEL.03-5977-7759 https://www.bellross.com/ja/
<ブルーダイアル2位>パネライ「ルミノール マリーナ-44mm」
伝統の二層式ダイアルをブルーに。暗闇で光るアラビア数字とアワーマーカーも壮麗
中2針+スモールセコンド(9時位置)のマニュファクチュールムーブメント、キャリバーP.9010を搭載する新ブルーダイアルモデル。サンドイッチダイアルの下層に強力な夜光を備え、上層のブルーにサンブラッシュ仕上げを施している。パネライの個性であるリューズプロテクター装備のクッションケース(サテンメインで、ベゼル表面はポリッシュ)に、ベージュカラーのステッチが入ったダークブルーのアリゲーターストラップをセット。
問い合わせ先:オフィチーネ パネライ TEL.0120-18-7110 https://www.panerai.com/
<ブルーダイアル1位>チューダー「ブラックベイ フィフティ-エイト “ネイビーブルー”」
39mm径やレトロなデザインで人気のダイバーズにブルーバリエーションが登場
1958年、チューダーが初めて200m防水を達成したダイバーズウオッチに由来するコレクションに、2020年はニューカラーのネイビーブルーが加えられた。個性的なスノーフレーク針やリベットデザインのブレスレット、チューダーローズのレリーフが入った大型リューズなど、古典的な要素はブルーモデルでも健在だ。マットブルーのアルマイト加工のディスクを備えた逆回転防止ベゼルを装備。
問い合わせ先:日本ロレックス / チューダー TEL.03-3216-5671 https://www.tudorwatch.com/ja
Text/WATCHNAVI編集部