1884年に創業されたスイスウオッチブランド「BREITLING(ブライトリング)」が、最新作「スーパーオーシャン ヘリテージ ’57 リミテッドエディション II」の売り上げの一部を、新型コロナウイルスと最前線で闘う医療従事者たちへの支援金として寄付することを発表した。
医療従事者の活躍を称えるレインボーカラーで彩った限定バージョン
2020年発売のニューモデルとして4月に初公開された「スーパーオーシャン ヘリテージ ’57」。そのなかでもひと際印象的だったのが、レインボー色の針とインデックスを備える限定仕様「スーパーオーシャン ヘリテージ ’57 リミテッド エディション」だった。今回は本機に、新型コロナウイルスに対処する医療従事者たちへの敬意と、チャリティープロジェクトを目的とするセカンドエディションが誕生した。
収益の一部が、ヨーロッパやアメリカ、日本のCOVID-19と対峙する医療団体への支援金にまわされる新バリエーションは、ファーストエディションと同じく希望とオプティミズムのシンボル=レインボーにインスパイアされたデザインをそのままに、落ち着いたブルーのサンレイダイアルとセラミックベゼルを採用。さらにカジュアルさを強調した、夏に着けたくなる外観にまとめられている。
さらにブライトリングは、今年からスタートした公式ECサイトで販売したスーパーオーシャン ヘリテージ ’57 リミテッドエディション IIの最初の100本より、1000スイスフランずつを慈善団体に寄付することも発表。総額にして50万スイスフランを出捐する。こういった社会貢献のあり方を追求し続けるブライトリングの姿勢には、いつも驚きと感銘を覚える。
【ブライトリングCEOジョージ・カーン氏のコメント】
「スーパーオーシャン ヘリテージ ’57 リミテッドエディションの人気には驚きました。これほどの人気があるのなら、信じられないほどの頑張りを見せている医療従事者のために何かできるのではないかと思い至ったのです。多くの方が、まさに献身的に働いています。私たちが彼らにどれほど注目しているかということを、当社独自のレインボーを取り入れた新バージョンを作ることで明らかにしたかったのです」
世界的なチャリティー機関を通じた新アイデアも実施
さらに、ニューヨークの「Charitybuzz」(非営利団体が、メジャーブランドや著名人によるオンラインチャリティーオークションを通じて資金を調達するためのシステムを手掛けている企業)が6月に開催するオークションに、「スーパーオーシャン ヘリテージ ’57 リミテッドエディション」を1本出品することも発表。この時計の入札者には、ブライトリング・サーファーズ・スクワッドのメンバーであり、史上最高のサーファーといわれるケリー・スレーターとデジタルライブチャットができる権利を与えられる。こちらの収益金は、アメリカをベースとする慈善団体「Direct Relief」に贈られるということだ。
新型コロナのパンデミックにより、ブライトリングの今年の新作は4月16日(日本時間)に「ブライトリング・サミット・ウェブキャスト」(オンライン)で全貌が明かされた。「クロノマット B01 42」の登場が最大のトピックスとなったが、スーパーオーシャン ヘリテージ ’57も“クラシック回帰”では負けていない。限定版はポジティブでカラフルなデザインエレメントが注目されるが、医療従事者たちへのリスペクトを表明するモラリティーに呼応したアイデアも魅力のひとつとなっている。
問:ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011
https://www.breitling.co.jp/
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