セイコー創業140周年記念としてグリーンの限定ダイバーズが一気に3モデル登場。美しい深緑は西表島の大自然をイメージ
2021年、日本を代表するウオッチブランド「セイコー(SEIKO)」が創業140周年を迎えた。すでに一部のモデルは発売されているが、この一年はアニバーサリーモデルが続々と誕生する予定と聞く。先日は美麗なグリーンダイアルをセットした3本のダイバーズウオッチが発表された。
西表島の美観をイメージさせるグリーン。機能の異なる3モデルが3月6日に同時リリース
“セイコーと言えばダイバーズ”のイメージは絶大で、その知名度は日本だけでなく世界に轟く。新たにプロスペックスの海のラインに加わったセイコー創業140周年記念限定モデル(マリーンマスター プロフェッショナル1型、ダイバースキューバ2型)は、西表島の美しさにインスパイアされたコレクションとなっている。
3モデルに共通するデザインが、豊かな海を育む西表島に広がる深緑の情景をモチーフにしていること。八重山列島最大の広さを誇り、人口2400名ほどのこの島は面積の約90%が亜熱帯の自然林で覆われている。山奥から流れ出す河川の下流には広大なマングローブ林が形成され、訪れる者たちを魅了していることはあまりにも有名だ。その美しいシーンを、厳しい環境に対応するタフなダイバーズの意匠に反映したのが今回の新作である。
力強い鼓動を感じさせる深緑を、深みのあるグリーンで表現。原生林に差し込む陽の光として、ゴールドカラーの秒針(SBDL083はクロノグラフ秒針)を用いているのが特徴となっている。
職業ダイバーの使用にも耐える飽和潜水対応モデル
プロのダイバーの着用を想定とした300m防水ダイバーズで、高密閉性のワンピース構造ケースによってヘリオックスを使う飽和潜水に対応する。ウェットスーツの上からでも装着しやすいように、ブレスレットの長さ調節が簡単にできるワンプッシュダイバーアジャスター方式のバックルを搭載。傷がつきにくいセラミック製のベゼルリングに、1分ごとのダイビングスケールを備える。
扱いやすさを追求したロングパワーリザーブ仕様
通常の潜水に対応しながら、最大約3日間も続くパワーリザーブの実現やフィット感に優れるスリムな設計など、デイリーユースを考慮した作りが秀逸。デザインは1968年製メカニカルダイバーズをモチーフに、現代の視点から再構築した。ケース表面の硬度を高めるダイヤシールド加工やサファイア風防などは上位機種(SBDX043)と共通で、コストパフォーマンスに優れた一本ともいえる。
ソーラー駆動&クロノグラフで気軽に楽しむ
ソーラーセル機能を持つブラックインダイアルと、深緑を彷彿とさせるグリーン、さらに蓄光ルミブライトのライトグリーンによる色彩感覚が絶妙なダイバーズクロノグラフ。ポップな見た目や人気のクロノグラフ、そしてフル充電で約6か月間も駆動するソーラーシステムなど、3モデル中もっとも扱いやすい。どっしりと構えた低重心スタイルから、“SUMO”の愛称で親しまれているフォルムのコレクションだ。
いずれのダイバーズもケースバックに「LIMITED EDITION」を刻印し、潜水スタイルはもちろんカジュアルな服装にも合わせて使いやすい文字盤と同色のシリコン替えバンドが付くなど、セイコー創業140周年記念として特別な仕様となっている。同社ダイバーズは世界的な支持を受けていることと本数限定生産のため、買いそびれにはご注意を!!
問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012 https://www.seikowatches.com/jp-ja
Text/WATCHNAVI編集部