新型コロナウイルス感染症によって、国や地域をまたがっての行動が制限された2020年。当然ながら消費が減退したほか、ヨーロッパのウオッチブランドでは感染予防として工場を停止させたこともあった。そのような暗いニュースが駆け巡ったものの、現在国内の時計店や百貨店の多くが通常営業を行うまで復活している。そこで、それらの店頭に陳列されている2020年新作時計のなかから、購入層が多い【30万円台~80万円台】の注目モデル6本セレクト。希少な限定時計が多いため、店へ向かう前に在庫チェックすることをお薦めする。
カリスフォートのサンゴ礁を蘇らせるための特別モデル
サンゴ礁保護基金の支援を2014年に始めたオリスの限定モデル第3弾は、24時間で1周回るGMT針と24時間表示セラミックベゼルによって、異なる3つのタイムゾーンを把握できる。直径43.5mmのケースに、セリタ社製SW330-1ベースのOris 798自動巻きキャリバーを搭載。ステンレススチールケース&ブレスレット。300m防水。世界限定2000本。
問い合わせ先:オリスジャパン TEL.03-6260-6876
https://www.oris.ch/jp
裏ブタのないワンピース構造を新素材で実現
オリジナルは1968年当時、世界最高水準だったキャリバーをワンピースケースに収めた革新的なダイバーズウオッチ。耐食性を高めたエバーブリリアントスチールをケースに使っている。ヘリオックスを使った特殊な潜水に対応する300m飽和潜水用防水。自動巻き。直径44.8mm。世界限定1100本。
問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012
https://www.seikowatches.com/jp-ja