1965年に国産初のダイバーズウオッチを完成させて以来、世界で評価されてきた「セイコー（SEIKO）」のダイバーズコレクション。昨年はプロスペックスブランドに上級仕様の「LXライン」をデビューさせるというサプライズを起こした。今年もそれに見劣りしない、歴史的モデルにインスピレーションを得た“復刻デザイン”の新作をリリースする。
文字盤にブルーグレーを纏って現代スペックにアップデート
セイコーの本格スポーツウオッチブランド「プロスペックス」より、同社を象徴するダイバーズウオッチのアニバーサリー限定が発売。1965年から1975年までの偉大な3つのヒストリカルモデルをベースに、55周年に相応しいスペックとデザインにアップデートされている。コレクション性も高い、デザイン復刻3部作となっている。
なお3モデルはいずれもステンレススチール素材に、一般的な高級ステンレススチール材を上回る耐食性と、白く美しい輝きを放つ審美性を併せ持つ「エバーブリリアントスチール（EBS）」が世界で初めて採用された。
セイコーが生み出した国産初のダイバーズに敬意を表する
国産初のダイバーズとして1965年に発売されたオリジナルは、セイコー特殊時計開発の原点。当時に装着されていたトロピックと呼ばれるファブリック調ラバーストラップを強化シリコン素材で再現している。
ハイビートムーブメント搭載の傑作がモチーフ
オリジナルモデルは、1968年当時の世界最高水準だった毎秒10振動キャリバーをワンピース構造の300m防水ケースに収めた画期的なダイバーズだった。そして1970年には、冒険家・植村直己がエベレスト登頂に携行したことで高い信頼性が実証されたのである。
“ツナ缶”のファーストモデルを自由な発想で復刻
オリジナルは1975年に世界で初めてチタン製ケースを採用した600m飽和潜水ダイバーズで、外装だけでも23件もの独自技術（特許、実用新案、意匠登録）を投入。アイコニックなプロテクター付きモデルを最新技術で復刻させた。
「セイコー（SEIKO）」について創業年：1881年 「服部時計店」として創業後、1913年に国産初の腕時計「ローレル」の製造を開始。1969年には世界初のクオーツ腕時計「アストロン」を発売して世界を席巻した。1999年には第3の機構「スプリングドライブ」で高い技術力を示すなど、革新メカを生み出し続けている。 |
問い合わせ先：セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012
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