来年2021年に創業140周年の節目を迎える「セイコー(SEIKO)」は、今年も精力的に新作ウオッチをリリースしている。そのなかでもトレンドに敏感な人の心をくすぐり、日本市場で好まれている“グリーン”&“ブルー”のニューダイバーズウオッチにフィーチャーする。
セイコーと言えば、ダイバーズ!! その期待に応える良質な2020年モデル
1965年に国産初の潜水時計の開発に成功したセイコー。その機能性はすぐにプロたちに認められ、「セイコー ダイバーズ」は世界中に知れ渡るブランドとなった。その後、数多くのコレクションが発表され、現在では「プロスペックス」のダイバーズがDNAを引き継いでいる。今回、魅力的なカラーリングの2型も「プロスペックス」にラインナップされている。
南極の「スカルブスネス」と呼ばれる露岩地帯に着想
各分野のプロフェッショナルが着用することを想定し、開発されるスポーツウオッチブランド「プロスペックス」に、昨年誕生した「LX(ルクス)ライン」。このカテゴリーの頂点を目指すとともに、従来よりも仕上げのこだわりやラグジュアリー化で好評だが、今年はグリーンダイアルに印象的なパターンを施した新作が生まれた。
「プロスペックス LXライン リミテッドエディション」は、南極の昭和基地から約55kmの位置に存在する「スカルブスネス」と呼ばれる露岩地帯をモチーフとするデザインが特徴だ。この地帯はノルウェー語で“鵜の岬”(形状が鵜に似ていることから)とも呼称されており、淡水湖が存在していてその湖底に広がるコケと藻から成る“森”は神秘的な美しさなのだという。本機はこの色彩=グリーンと独創的なパターンでスカルブスネスを表現している。
ダイヤシールドを施した純チタンケースに搭載されているムーブメントは、セイコーが開発した機械式の駆動機構とクオーツ級の高精度を発揮する「スプリングドライブ」。ダイビングスケール付きの逆回防止ベゼルは、耐傷性の高いセラミックトップリングを備える。こちらにもスカルブスネスをイメージさせるグリーンを採用。南極探検隊にも使用された輝かしい経歴を持つセイコー ダイバーズの末裔として、南極に関するストーリー性もあり、さらには本数限定という希少価値もある魅惑の逸品となっている。
日本古来からのジャパンブルーを纏う本格派ダイバーズ
こちらのブルーのプロスペックス ダイバースキューバは、自動巻き×ステンレススチールケースのスタンダードなダイバーズウオッチ。とはいえ、200m潜水用防水や約70時間パワーリザーブを誇る新世代キャリバー6R35の搭載、硬質なサファイア風防を備えるなど、本格的なダイビングにも耐えるハイパフォーマンス仕様である。
古より日本が培ってきた藍染めのような色合い「ジャパンブルー」とは、明治期に来日した外国人が日本の至るところで使われている藍染め製品の色を指して名付けたもの。世界を魅了した鮮やかなブルーグラデーションにインスピレーションを得たのが、本機シリーズ「ジャパンコレクション 2020」というわけだ。
なお「ジャパンコレクション 2020」は、セイコーブランドの「セイコー アストロン」「セイコー プレザージュ」「セイコー ルキア」「セイコー ブライツ」「セイコー セレクション」「セイコー 5スポーツ」の全7機種がラインナップされており、すべて本数限定のレアピースである。
問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012
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