ダイナミックデザインと先進のテクノロジーを融合し、進化を続けるメタルアナログウオッチ「エディフィス(EDIFICE)」は、これまでモータースポーツの世界と深い関係を築いてきた。直近においても、「スクーデリア・アルファタウリ(Scuderia AlphaTauri)」と「ホンダ・レーシング(Honda Racing)」それぞれとのコラボレーションモデルを発表。いずれもブランドコンセプト=“ Speed and Intelligence ”を具現化した、特別限定仕様となっている。
レーシングマシンと同じカーボン素材を文字盤に採用
2020年シーズンよりF1に参戦している「スクーデリア・アルファタウリ」(旧名、「スクーデリア・トロロッソ(Scuderia Toro Rosso)」)は、昨季9月のイタリアグランプリで所属するピエール・ガスリーが個人としてもチームとしても初優勝を果たしたほか、シーズンで計10回の入賞を記録した。活躍著しい同チームには今シーズンから日本人ドライバーの角田裕毅が加わり、さらに注目度が上昇している。
そんなスクーデリア・アルファタウリをエディフィスは、スクーデリア・トロロッソ時代を含めると2016年からオフィシャルパートナーとしてサポートしており、定期的にコラボレーションモデルをリリースしている。新作「スクーデリア・アルファタウリ リミテッドエディション EQB-1000AT-1AJR」の最大の特徴は、文字盤にハイグレード炭素繊維の6Kドライカーボン(6000本のカーボンファイバーの束を織り込んだ素材)を使っていることだ。F1カーのウィングやフロアにも採用されている軽量かつ高強度な同マテリアルは、見た目もスピード感あふれるパターンが表れ、本機のアクアセントとなっている。ケースやバンドはチームカラーをイメージした紺に仕上げられており、文字盤、ケースバック、遊環にはチームロゴがあしらわれている。
機能面も秀逸で、チームクルーからも高く評価されているBluetooth通信によるスマートフォンリンクを搭載。秒単位の正確さ、タイムゾーンに合わせた時刻表示、そして世界300都市から選択をできるワールドタイムとデュアルタイムの同時表示などを、手のかからないソーラー駆動で実現している。また、10mm厚に満たないスリムさとクロスバンドによって、良好な装着感を可能にしているのも特筆すべき点である。
Honda Racingの栄光の歴史を物語る限定クロノグラフ
もうひとつのエディフィスのニューモデル「ホンダ・レーシング リミテッドエディション EQW-A2000HR-1AJR」は、1961年に日本人ライダーとして高橋国光が初めてロードレース世界選手権(第2戦 西ドイツGP 250ccクラス)で優勝してから60周年を記念し、製作されたタイムピースである。このときに駆った250ccの4気筒バイク「ロードレーサーRC162」の外観をもとに、本機のユニークなデザインは設計されている。
文字盤にはアルミ叩き出しのカウルをイメージさせる特殊加工が施され、タンクのレッド、カウルのイエローラインをヒントとしたカラーリングがなされている。そしてイエローの部分には当時のHONDAロゴを、レッドで現在のHonda Racingロゴを、ホワイトでEDIFICEロゴを配してトリプルネームを構成。クラシカルな雰囲気を醸し出している本革バンドはレーシングスーツをモチーフにしたもので、Honda RacingやRC162のネームタグをあしらうなど、ホンダロードレースファン垂涎のディテールを備えている。
本機は、マルチバンド6(世界6局の標準電波受信)、タフソーラー(ソーラー充電システム)、針位置自動補正機能、ハイブリッドマウント機構のカシオ独自のタフムーブメントを搭載。ほかにも1/20秒計と60分計のクロノグラフ、29タイムゾーンのワールドタイム(ホームタイムの都市入れ替え機能付き)表示など、実用的なスペックも魅力である。
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869 https://www.edifice-watches.com/jp/ja/
Text/WATCHNAVI編集部
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