近年、ブレスレット仕様の腕時計が人気上昇中だ。レザー素材やラバー製のストラップに比べて耐久性の面でメリットが高く、日本のように高湿な気候において快適なうえ、清潔に保ちやすい。このような理由からブレスレットが好まれている。また、ケースとブレスレットの連結箇所がスムーズなデザインの、いわゆる“統合型ブレスレット”を採用するモデルに注目が集まっている。
本記事では、統合型ブレスレットを搭載する流麗なデザインのスポーツウオッチを3モデル紹介する。
男性もターゲットにするユニセックスサイズの3針式クロノマット
ブライトリング「クロノマット オートマチック 36」Ref.A10380101C1A1 57万2000円
アイコニックなバタフライクラスプ式ルーローブレスレットがセットされた女性向けクロノマットは、写真のキャリバーブライトリング10を搭載する自動巻きモデル（直径36mm）と、温度補正機能付きのスーパークォーツを搭載する「クロノマット 32」（直径32mm）を展開中。「クロノマット オートマチック 36」は、扱いやすいサイズという理由もあって男性からも支持を集めている。外装素材は定番のステンレススチールのほか、コンビネーションやフル18Kレッドゴールドのバリエーションも揃える。ベゼルはラチェット機構と逆回転防止機能を備える。ステンレススチールケース＆ブレスレット。100m防水。
問い合わせ先：ブライトリング・ジャパン TEL.0120-105-707 https://www.breitling.com/jp-ja/
オニキスで仕立てた文字盤の“ラグジュアリースポーツ”
ジラール・ペルゴ「ロレアート 42mm インフィニティ エディション」Ref.81010-11-635-11A 167万2000円
8角の特徴的な固定式ベゼルを備えるラグジュアリースポーツウオッチ「ロレアート」に、オニキスダイアルを組み合わせた世界限定188本のレアピースが誕生。植字インデックスやシースルーバックから見えるローターにピンクゴールドを用い、エレガントなデザインを形成している。ドイツの老舗時計店、ヴェンペとパートナーシップを結んだ記念に欧米3都市のショップで先行リリースされ、その後に日本展開がスタート。搭載する自動巻きムーブメント（自社製キャリバーGP01800-1404）は、ハイビートな2万8800振動と54時間パワーリザーブの実用的なスペックを実現。ステンレススチールケース＆ブレスレット。直径42mm。100m防水。
問い合わせ先：ソーウインド ジャパン TEL.03-5211-1791 https://www.girard-perregaux.com/jp_jp/
高速列車の流線型をモチーフにした滑らかなラインで美を追求
H.モーザー「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック」Ref.6902-1201 528万円
1920～30年代にヨーロッパで開発された高速列車をモチーフにした、流麗なデザインが個性的な「ストリームライナー」。サテン仕上げを多用したレトロモダンなスタイルのケースに、AGENHORがH.モーザーのチームと共同で開発した同軸4針セッティングのフライバッククロノグラフムーブメント「キャリバーHMC 902」を搭載する。高次元の剛性とフィット感を両立したステンレススチールブレスレットを備える。自動巻き。毎時2万1600振動。約54時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）。直径42.3mm（厚さ14.2mm）。12気圧防水。
問い合わせ先：エグゼス TEL.03-6274-6120 https://www.h-moser.com/ja/
Text／WATCHNAVI編集部