グッチ タイムピーシズより、ブランドのシグネチャーであるビー(ハチ)やバタフライといったモチーフを大胆にあしらった新作が発表されました。世界に名だたるトップブランドのなかでも一線を画す同社が、どのようなデザインを作り出したのか見ていきます。
ビー(ハチ)やスターの大胆なモチーフで独自世界を構築
2002年に入社してから2015年にグッチ クリエイティブ・ディレクターへと昇りつめたアレッサンドロ・ミケーレ氏。彼の個性は、タイムピーシズにおいても、存分に発揮されています。G-タイムレス コレクションから発表された最新作も同じく、ブランドのシグネチャーとなっているビー(ハチ)やスターのモチーフが目を引く、大胆なデザイン。ゴールドカラーのケースと、ユニークなデザインにより、独特のエレガントカジュアルな雰囲気を作り出しています。
ホワイトのレザー製ダイアルに配置された鮮やかなバタフライと12時位置の「25」の数字が個性を主張する一本。この他、エメラルドグリーン、ブラック、キャメルのストラップと同素材のレザーダイアルが採用された3モデルの展開もあり。キャメルはバタフライですが、エメラルドグリーンとブラックでは、文字盤のモチーフがビー(ハチ)となります。
イエローゴールドとブラックのカラーリングが高級感を醸し出す一本。レザー製のダイアルとストラップにビー(ハチ)とスターを印象的に配置したモデルは、時計全体で統一された世界観が非常にユニークです。もう一本のGGスプリームキャンバスダイアル仕様は、“これぞグッチ”といったデザインが魅力。こちらもトータルバランスが素晴らしくアクセサリー感覚での活躍も期待できそう。
グッチのイメージを腕時計でも表現しきる圧巻のクリエイティビティ
いずれの新作もポリッシュ仕上げのイエローゴールドPVDケース仕様ですが、ひとつ従来品と違うのが裏蓋まで同じ素材で揃えた点。この変更により、時計のエレガントな雰囲気がより強まりました。ストラップとダイアルをレザーで揃えるデザインは、高級時計でも珍しい手法ですし、さらにグッチの世界観を存分に味わうことができることから、かなり魅力的な一本といえるでしょう。
ちなみに文字盤にバタフライが描かれたモデルには数字の「25」がセンターに配されています。このようにグッチのタイムピーシズは、エレガントななかにも親近感のあるカジュアル感が程良く取り入れられています。これが、世界中で愛されている理由なのかもしれませんね。
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