最新映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するボンドウオッチ【オメガ シーマスター】は、チタン外装やレトロスポーティなデザインが魅力

ようやく公開となった映画007シリーズの最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time To Die)』。新型コロナウイルス感染症の拡大によって延期されていた注目作は、公開初日からレイトショーが行われるなど盛況の様子だ。さらに世界の時計ファンは、主人公の諜報活動を支えるボンドウオッチ(=オメガ シ―マスター)に熱視線を送っている。

本記事では、最新のボンドウオッチと過去にリリースされた特別限定バージョンを振り返る。

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』で主人公ジェームズ・ボンドを演じる、ダニエル・クレイグ

 

ダニエル・クレイグにとって最後のボンド役。着用されるボンドウオッチもスペシャル!!

 

作品ごとに違った世界で見る者を魅了する007シリーズ。その世界観を時計に凝縮しているのが、007エディションである。第25作目『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するボンドウオッチと同デザインのシ―マスターは、すでにリリースされており、人気を博している。

<2002年発表>007シリーズ誕生40周年と20作目を記念して製作された「シーマスター 007ジェームズ・ボンド40周年記念」。世界限定1万7本。※他の特別限定モデルは本サイトギャラリーに掲載

 

 

「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」と命名された最新機は、ヘリウムガス排出バルブを搭載するプロ仕様ダイバーズの「シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター」をベースとしているが、歴代モデルとは異なるデザインと機能を備えている。堅牢なグレード2チタン製の直径42mmケースとメッシュブレスレットを採用することで、軽量なうえサビに強く、耐メタルアレルギーの特性を獲得。ブレスレットの長さを調節できるバックルが付いているため、最適なフィット感が得られる。ここにブラウン トロピカルのアルミニウムを使ったベゼルリングと文字盤を組み合わせ、ダイバー300M譲りのスポーティさを持ちながら、レトロな雰囲気のある従来になかったスタイルを確立させた。

デザインにリアリティを加えるのが6時位置の矢印「ブロードアロー」。英国軍の採用を示す証明である。写真は「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」NATOストラップモデル/Ref.210.92.42.20.01.001 95万7000円

 

搭載ムーブメントは、METAS認定のマスター クロノメーター「キャリバーオメガ 8806」。コーアクシャル エスケープメントやシリコン“Si14”製のフリースプラングテンプ、両方向巻き上げ式ローターを備える自社製造の自動巻きムーブメントである。2日以上動き続ける実用的なパワーリザーブのほか、1万5000ガウス以上の耐磁性能を実現。本機はケースバックにイギリスの軍用時計に関連する数字やロゴ、シリアルナンバーが刻印されており、サファイアガラスバックになっていないため鑑賞することはできない。しかしローターとブリッジには美しいアラベスク調ジュネーブウェーブのロジウムプレート加工が施されており、見えない部分の装飾も抜かりのない一級品となっている。

オメガ「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」Ref.210.90.42.20.01.001 108万9000円/自動巻き(自社製Cal.8806)、毎時2万5200振動、55時間パワーリザーブ。チタンケース&ブレスレット、内面に無反射加工を施したドーム型サファイアガラス風防。直径42mm。300m防水

 

問い合わせ先:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400 https://www.omegawatches.jp/ja/

Text/WATCHNAVI編集部

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