日本を代表する時計メーカー【シチズン(CITIZEN)】が、1995年にスタートした至高のブランド「ザ・シチズン」。身に着ける者に寄り沿う腕時計をコンセプトとし、理想とする精度・品質・デザイン・ホスピタリティに絶えずチャレンジし、独創的なコレクションを数々展開している。その最新作が、自律型光発電腕時計として世界最高精度=年差±1秒を実現するエコ・ドライブムーブメントと、文字盤に土佐和紙を使った「ザ・シチズン Caliber 0100 限定モデル AQ6101-02A」である。価格(税込)は73万7000円、発売予定日は2021年12⽉9⽇。
世界最⾼精度「年差±1秒」の光発電エコ・ドライブと和紙⽂字盤の共演
時計の本質を追求し、卓越した精度でユーザーに快適性をもたらす「ザ・シチズン」。そのソーラー駆動タイプとして世界最高精度(年差±1秒)を可能にしたエコ・ドライブムーブメント「キャリバー0100」を搭載するモデルをリリースしたのが、およそ3年前の2019年秋だった。その革新的なモデルをベースに、日本の伝統工芸である和紙を使った特別仕様が「ザ・シチズン Caliber 0100 限定モデル AQ6101-02A」である。
キャリバー0100搭載モデルでは、初の和紙⽂字盤である本機。光の透過性に優れ、美しい⾊と⾵合いを持つ⼟佐和紙が使用されている。そこに「影蒔絵(かげまきえ)」の技法でザ・シチズンのシンボルである⽻を広げたイーグルを作り、純白の文字盤の6時位置にあしらった。なお、きらきらと光沢感がある表面の理由は、下板にプラチナ箔とプラチナ粉で模様を施し、重ねた和紙の上からその模様が透ける仕様にしたことや、和紙特有の質感から。同じ風合いが⼆つとない唯一無二の文字盤であることも、このリミテッドモデルの価値を高めている。
正⾯から⾒た際、ピタリと美しく切分に重なる秒針も本機の特徴である。真鍮製の針は磨くことで美しい反面、重いために消費電⼒が⼤きく、⽬盛りの真上に乗せるのが難しい。従来のエコ・ドライブムーブメントではできなかった真鍮製の秒針の設置を、このキャリバー0100では実現しているのだ。
さらに時刻の読み取りがスムーズなヘールカット形状の時分針や、⾼精度を司るクリスタル(=結晶)をモチーフとしたケースのラグなど、各ディテールに年差±1秒という卓越した精度を感じさせるアイデアが取り入れられている。こちらも本機の隠れた個性と言える。
問い合わせ先:シチズンお客様時計相談室 TEL.0120-78-4807 https://citizen.jp/
Text/WATCHNAVI編集部
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