高級時計が持つ魅力の普及・啓発に努めるAJHHより新たな限定ウオッチが発表されました。手がけたのは、日本が世界に誇るグランドセイコー。500本のみで作られる特別仕様は、稀代のヒットメーカーである秋元康氏プロデュースによって、これまでに見たことのない一本に仕上がっています。
時計を着替えることが人生を変えるきっかけに
AJHHとは日本精機高級時計協会のことで、Association Japon de la Haute Horlogerieの略。高級時計の文化・伝統を次の世代に伝えることを目的に、2005年に設立されました。現在は全国17店舗が加盟中です(加盟店一覧→ http://www.ajhh.jp/ )。
このAJHHの企画から誕生した最新の特別モデルは、直径39mmのケースに鮮やかなシャイニーブロンズの文字盤を組み合わせた一本。ムーブメントには、機械式時計とクオーツ時計の機構が融合したスプリングドライブが搭載されています。
本機の製作に関してAJHHがプロデュースを依頼したのは、秋元康氏でした。作詞家として「川の流れのように」をはじめとした数々のヒット曲や、テレビ、CF、アイドルなどのプロデュースも手掛ける秋元氏は、実際にセイコーの開発者と何度も打ち合わせを行ったそう。
これまでにない文字盤色の採用や、付属のレザーストラップ、そして日々の生活の重要な時刻となる「9時」を朱色に染めるなど、数々のユニークな試みから秋元氏の強いこだわりが感じられます。
この時計に込められた製作陣の思いは、AJHHのコンセプトでもある「人生の節目に腕時計を」。秋元氏のアレンジによって誠実なグランドセイコーの表情にユニークさが加わった一本には「時計を着替えることは、人生を変えるきっかけになること」という提案が込められています。
心機一転、新たなことにチャレンジしようと考えている人は、自分に寄り添いながらも、ときに奮い立たせてくれるような特別な腕時計の購入を検討してみてはいかがでしょう?
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