時計専門誌『ウオッチナビ』では、毎年年末号で人気時計をあらゆる角度からランキングにして紹介する大特集を組んでいる。順位付けのデータは当サイト『WATCHNAVI Salon』で募ったアンケートをベースにしているため、リアルな人気時計を把握できるのだ。
本記事では最新号(Vol.84)のランキング特集より、「テーマ別ランキング 2021年版」から“王道の時計”に該当する人気ウオッチベスト5を公開する。
【No.5】 パテック フィリップ「カラトラバ」
パテック フィリップ「カラトラバ」Ref.5196 282万7000円
1980年代にRef.96の復刻版としてラインナップされたRef.3796を継ぐ、2004年登場の現行モデル。発売当初は37mmまで拡大されたケースが話題となったが、現在の視点からはミニマムなサイズに属すると言えよう。古典的なスナップバックを採用するなど派手さはないものの、カラトラバの完成度の高さを証明する傑作であり、“王道”は正当な評価。
スペック:手巻き(自社製Cal.215 PS)、毎時2万8800振動、約44時間パワーリザーブ。18Kホワイトゴールドケース、アリゲーターストラップ。直径37mm(厚さ7.68mm)。3気圧防水。
問い合わせ先:パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL.03-3255-8109 https://www.patek.com/ja
【No.4】 ロレックス「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」
ロレックス「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」Ref.116500LN 160万9300円
知名度もステータス性も、間違いなく時計界トップレベルのクロノグラフ。リニューアルを重ねるごとにその価値は上昇し、世界的に在庫は枯渇。シリーズを通してプレミアムモデル化している。初めてセラクロームベゼルを搭載した現行のステンレススチールモデルは、2016年に発表された。
スペック:自動巻き(自社製Cal.4130)、毎時2万8800振動、約72時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、セラミックベゼル。直径40mm。100m防水。