【ブライトリング】×【トライアンフ】のコラボによって特別なアイスブルーを使ったクロノグラフ&バイクが誕生

1884年創業の高級時計ブランド【ブライトリング(BREITLING)】が、好評を博している「トライアンフ」とのコラボレーションウオッチのニューモデルを発表した。1960年代のカフェレーサーにインスパイアされたブライトリングのクロノグラフ「トップタイム」と、トライアンフのモーターサイクル「スピードツイン」にそれぞれ“合作”が登場。ユニークなデザインと本物志向で、話題性に富んだコラボとなっている。

【ブライトリング】と【トライアンフ】に共通するアイスブルーカラー

 

1960年代半ばのイギリスではオートレースが全盛期を迎えていた背景もあって、スタイリッシュなオートバイでライダーが文字通り洒落たカフェからカフェへと走る、「カフェレーサー」と呼ばれるサブカルチャーが盛んだった。これに触発されたブライトリング3代目当主のウィリー・ブライトリングは、当時のスピード感あふれるスタイルを全く新しいタイムキーパーとして具現化することを発案。その結果生まれたのが、「トップタイム」であった。“若いアクティブなプロフェッショナル”に向けられた型破りなこのクロノグラフは、当時、男女問わずスポーティな集団を魅了したという。

今回、トップタイムのコレクターから“ゾロダイヤル”と呼ばれている、蝶ネクタイをモチーフにした独特のサテン仕上げを文字盤に施す

 

このように一世を風靡した「トップタイム」のバックグラウンドを語り、カフェレーサーの文化も表すモデルとして開発されたのが、新作「トップタイム トライアンフ」である。このコラボについてブライトリングのジョージ・カーンCEOは次のように語っている。

「トライアンフの伝統とモダンレトロな美学は、数ある両社の共通した価値観のひとつです。彼らの伝統とテクノロジーのブレンドは、私たちの活動と完璧に一致しています」

また、共同ブランドについてトライアンフ社のニック·ブロアーCEOもコメントを寄せた。

「このコラボレーションは両社に共通した大胆で独創的なデザイン哲学から生まれました。トップタイム トライアンフは、妥協を許さないスタイルとクラフトマンシップの融合です」

ダイアルカラーは、1953年の伝説的なバイカー映画『The Wild One(邦題は、乱暴者)』に登場するトライアンフにインスパイアされたもの

 

今回、トライアンフはブライトリングとの共同ブランディングのバイクとして、「スピードツイン ブライトリング リミテッドエディション」を270台リリースすることも発表された。このバイクの購入者には、“ゾロダイヤル”とは異なるサンレイダイアルを使い、購入したバイクの個別番号をケースバックに刻印したオーナーズバージョンの「トップタイム トライアンフ」が買える特別特典が用意される予定だ。

「スピードツイン ブライトリング リミテッドエディション」/生産台数わずか270台。トライアンフとブライトリングの共同制作によるスペシャルなバイク

 

新作「トップタイム トライアンフ」はアイスブルーダイアルが最大の魅力となっている。このエレガントなカラーは1951年発表のトライアンフ・サンダーバード6Tに使われていたブルー、および1970年代に発表されたトップタイムのレアモデル(Ref.815)の文字盤に用いられていたブルーをヒントとし、今回の採用となった。このダイアルを引き立てているのが、レーシングテイストあふれるカーフスキンストラップ、12時位置と6時位置にさりげなく配されたブライトリング&トライアンフのロゴ、クロノグラフの操作性を高めるオーバーサイズのマッシュルーム型プッシュボタン、そして速度が明確に読み取れるハイコントラストなタキメータースケールといった、モダンレトロと実用性を兼ね備えたこだわりのディテールの数々である。

ブライトリング「トップタイム トライアンフ」Ref.A23311121C1X1 63万9100円/自動巻き(Cal.23/COSC認定クロノメーター)、毎時2万8800振動、約48時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、ドーム型サファイアクリスタル風防(両面無反射コーティング)、カーフスキンストラップ。直径41mm(厚さ14.2mm)。3気圧防水

 

問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン TEL.0120-105-707 https://www.breitling.com/jp-ja/

Text/WATCHNAVI編集部

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