【IWC】から年間1000本の限定生産となるパイロットウォッチの新作“レイク・タホ”が登場
スイス伝統の時計製造技術とアメリカの最先端技術を融合させ、1868年に創業した【IWCシャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)】。ブランドの象徴ともいえるパイロットウオッチの新モデル、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”」が誕生した。価格は134万2000円(税込)で、年間1000本の限定生産。
ホワイトのカラーでデザインされた“レイク・タホ”
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”はIWCが2007年より製造しているパイロットウオッチ「トップガン」の最新コレクションとなる。同モデルの最大の特徴は、気品ある存在感を放つホワイトのセラミック製ケースだ。このホワイトは「サービスドレス・ホワイト」と呼ばれる米海軍の制服と、海軍飛行士の訓練場として名高いカリフォルニア州とネバダ州の州境のシエラネヴァダ山中にあるタホ湖からインスピレーションを得たもので、IWCとアメリカに本社がある色見本の企業、パントンは同カラーを「IWC レイク・タホ」と名付けている。
ホワイトセラミックはIWCの技術の結晶
IWCは1980年代、世界初となるブラックの酸化ジルコニウムセラミック製ケースの開発後、早くもホワイトセラミックの実験的な製造を開始。ホワイトセラミックは酸化ジルコニウムとほかの酸化金属の混合物を炉の中で焼成する高度な製造工程を経て製造されており、IWCのセラミックに関する豊富な専門知識を象徴する素材と言えるだろう。パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”は、ホワイトセラミック製ケースにブラックの文字盤と針、ホワイトのプリントと夜光塗料をセット。トップガンのロゴがエングレービングされたケースバックはチタニウム製で、プッシュボタンとリューズはステンレススティール製となる。ブレスレットには“レイク・タホ”ケースと美しく調和する特徴的なエンボス加工を施したホワイトのラバーストラップを採用した。
IWCの自社製ムーブメント、Cal.69380
直径44mmのケースの内部でタイムピースを駆動させるのは、伝統的なコラムホイール・デザインを採用したIWCの自社製ムーブメントCal.69380。クロノグラフにデイデイト機構を備える同ムーブメントは手作業で丁寧に組み立てられ、スイス・シャフハウゼンの自社工場、IWCマヌファクトゥールツェントルムでの厳密な検査を経て完成する信頼と実用性の高い名機だ。耐磁性軟鉄製インナーケースも採用しており、耐磁性に優れている点も心強い。
IWCシャウハウゼン「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”」Ref.IW389105 134万2000円(税込)/自動巻きムーブメント(Cal. 69380)、毎時2万8800振動、パワーリザーブ46時間。セラミックケース、ホワイトラバーストラップ。ドーム型サファイアガラス(両面反射防止加工)。ケース径44.5mm(厚さ15.7mm)。6気圧防水。年間1000本の限定生産。
問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868 https://www.iwc.com/jp/ja/
Text/三宅裕丈