スイスウオッチブランド【タグ・ホイヤー】がWeb3領域のサービスを本格推進! 話題のNFTアートワークが自社ウオッチで表示可能に!!

カレラ、モナコなど時計の歴史に名を残す傑作時計を輩出してきた老舗スイスウオッチブランド【タグ・ホイヤー(TAG HEUER)】。未知の分野への挑戦を得意とする同社らしく、近年は次世代インターネットといわれるWeb3を活用したサービスにも力を入れており、今回、NFT(非代替性トークン)アートワークを自社のラグジュアリースマートウオッチ「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4」で表示可能となったことを発表した。

BitPay決済導入に続く新サービス

タグ・ホイヤーは“歴史ある名門”というポジションでありながら、革新的なテクノロジーを積極的に取り入れるユニークなブランドだ。2015年に「タグ・ホイヤー コネクテッド」を発表し、ラグジュアリースマートウオッチのパイオニアとなり、最近ではブロックチェーン技術を活用する次世代の分散型インターネット、Web3領域への本格進出を開始。2022年5月にはアメリカ合衆国のブランド公式ウェブサイトでビットコインウォレット、BitPayによる暗号決済を導入し、ビットコイン、イーサリアムなどのデジタル通貨でタグ・ホイヤーの時計やアクセサリーが購入可能となった。今回の「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4」でのNFT(非代替性トークン)アートワークの表示も、Web3領域でのサービス展開を加速化させるものといえる。

NFTを表示するウオッチフェイス、レンズを開発

NFT(非代替性トークン)は、ブロックチェーン上で所有権が保証されるデジタル資産を表す用語であり、NFTとして表現できる資産は、デジタル収集品や芸術品など仮想世界内のアイテムに留まらず、衣料品や不動産などの物理的な資産に対する請求権などその範囲は広い。今回、タグ・ホイヤーは自社ウオッチでNFTアートワークを表示するために、BAYC、CryptoPunks、CLONE X、WoWといったNFTプロジェクトの主要メンバーと協議し、新たなウオッチフェイス、レンズを社内開発チームが開発。NFTアートワークを「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4」とともに腕にまとうことを、初めて実現させた。

コネクテッド キャリバーE4の2モデルに対応

新たなウオッチフェイス、レンズは現時点で「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4」の45mmと42mmの両モデルに対応しており、ユーザーは所有するNFTアートワークをペアリングしたスマートフォンから転送するだけでイメージを表示することが可能だ。時計のダイアル上には所有権の証明となるグラフィックを導入し、NFTアートワークは六角形のフレームの中に表示される。高いコントラスト比によって、強烈な日差しの下でも画面はハッキリ読み取ることができ、忠実な色再現により、NFTアートワークを制作者の意図通りに表示。またタグ・ホイヤーは暗号資産を安全に保管できるハードウェアウォレットのレジャー社とも提携し、ユーザーがNFTに安全にアクセスできるように万全のサポート体制を取っている。

Web3領域で歩みを進めるタグ・ホイヤー

タグ・ホイヤーのWeb3領域でのチャレンジについて、ブランドCEOのフレデリック・アルノー氏は、

「私はNFTの分野に深い関心を持っており、この機能は、アヴァンギャルドで革新的な技術を持つタグ・ホイヤーの伝統に合致しています。私たちの時計は、NFTの所有権を証明する機能により、ユーザーが自分のデジタルアイデンティティを誰にでもアピールできるようにします。タグ・ホイヤーは、今後Web3についてさらに多くのストーリーを語ることでしょう」

とコメント。タグ・ホイヤーの次なる展開も大いに期待できそうだ。

 

問い合わせ先:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054 https://www.tagheuer.com/jp/ja/

Text/三宅裕丈

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