祝 誕生40周年!G-SHOCKカウントダウン連載Vol.3【1985年】

誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第3話。

今回は、G-SHOCKの進化の方向性を新たに提示したモデルが生まれた1985年を紹介する。

 

1985年:初の丸型やマッドレジストという新たな付加価値が誕生

1985年といえば、3月に国際科学技術博覧会つくば’85が開かれた年である。9月にはニューヨークで開催されたG5(先進国5か国=日本・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス)にてプラザ合意がなされた。

若者のカルチャーとしてはアイドル全盛期ということもあり、男子はチェッカーズのファッションやヘアスタイルを取り入れ、女子は聖子ちゃんカットが流行っていた。また、任天堂のファミリーコンピュータゲーム『スーパーマリオブラザーズ』が発売され、店頭で争奪戦が繰り広げられたのも1985年であった。

G-SHOCKに目を向けると、初の丸型デザインとして「DW-5400C」シリーズがデビュー。一般的なラウンド型が角型の後に生まれるというのも、常識外れのG-SHOCKらしさといえよう。また、マッドレジスト構造を備える人気シリーズ「マッドマン」の元祖となる「DW-5500C」も登場。耐衝撃性だけではなく、新たな価値を獲得したのである。

 


DW-5500C-1/埃や泥を寄せ付けないマッドレジスト構造を初めて搭載。8月発売。当時の価格1万4800円

 


DW-5400C-1/G-SHOCKで初めてとなるラウンドフェイスモデル。5月発売。当時の価格1万1000円

 


DW-5400C-9/ゴールドカラーを使ったDW-5400C-1のカラーバリエーション。5月発売。当時の価格1万1000円

 

Text/WATCHNAVI編集部

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