祝 誕生40周年!G-SHOCKカウントダウン連載Vol.5【1987年】

誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第5話。

今回は、伝説的な“スピードモデル”がリリースされた1987年を振り返る。

 

1987年:初期スクエアの意匠を確立したロングセラー型番が誕生

日本国有鉄道が解散し、分割民営化によってJRが発足した1987年。この年は、配給収入20億円を記録した邦画『ハチ公物語』、前年に公開が始まったハリウッド発の『トップガン』など、映画にまつわる話題が豊富だった。そしていわゆるバブル景気に沸いていたこともあり、自由なファッションが浸透。女性の間でワンレングス・ヘアやボディコンシャスなスタイルが広がった年でもあった。

そのような中、G-SHOCKにとっての運命的な一本が生まれる。DW-5000、DW-5200と熟成されてきた角型G-SHOCKの完成形ともいえる「DW-5600」がデビュー。DW-5600C-1は9年間も生産され続けるロングセラーとなり、1994年公開のハリウッドムービー『スピード』に“出演”。G-SHOCKブームのきっかけとなったのである。

 


DW-5600C-1/大ヒット映画『スピード』でキアヌ・リーブスが着用し、ブレイク。直系にあたる「DW-5600E-1」が現行品としてラインナップされている。6月発売。当時の価格9800円

 

Text/WATCHNAVI編集部

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