祝 誕生40周年!G-SHOCKカウントダウン連載Vol.6【1988年】

誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第6話。

今回は、角型の完成形ともいわれるDW5600C-1を小型化させたモデルが登場した1988年を振り返る。

 

1988年:BABY-G誕生前夜のスモールサイズG-SHOCK

「ドラゴンクエスト3」が発売され、記録的なヒットとなった1988年。この年は東京ドームがオープンし、プロボクサーのマイク・タイソンが初来日したり、アイルトン・セナがF1ワールドチャンピオンに初めて輝くなど、スポーツの話題が豊富だった。ファッションでは、渋谷に集まる私立高校生を中心に、紺のブレザーにリーバイス501のデニムを合わせる、上品なカジュアルスタイル「渋カジ」が流行していた。

そのような中、DW-5600C-1のデザインを小型化した「DW500C-1」がデビュー。これにより当初から20気圧防水をクリアしていたG-SHOCKに、10気圧防水のコンパクトなボーイズサイズが加わった。また、BABY-Gのルーツといわれるモデルとされているが、あくまでも男性向けに開発されたスモールサイズという位置づけであり、初期角型G-SHOCKの流れを汲んでいる。

 

DW-500C-1/DW5600C-1をそのまま小型化したモデル。「ジュニアG」と呼ばれ、BABY-Gの原型となった。3月発売。当時の価格7900円(税込)。

 

Text/WATCHNAVI編集部

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