誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第17話。
今回は、高機能化が進んだ1999年を振り返る。
1999年:電子方位針や脈拍センサーを搭載したG-SHOCKが登場
「だんご3兄弟」が人気となった1999年は、ソニーの「AIBO」やトミーの「ファービー人形」などのペットロボットが人気となる。当時のファッションは、1999年になると、新世代デザイナーの登場と裏原系ファッションの全盛期。新世代のデザイナーが多数登場し、インディーズブランドブームへと発展。男子はリアルクローズの「裏原系」が増加した。
この年のG-SHOCKは、方角を1度単位で計測できる電子方位針を搭載したトライアスロン仕様のウェイドマンや脈拍センサーを搭載したトライアスロン仕様のラングマン、スノーボードコンテストの公式モデルなど、様々なフィールドでG-SHOCKが活躍した。
DW-5600EGP-9T/シリアルナンバーがボールペンとセットになったプレミアムモデル。ゴールドのロゴで高級感を高めている。3月発売。当時の価格1万2000円(税込)。
DW9800J-1B/回転ベゼルで方位を計測する機能を搭載したウェイドマン。4月発売。2万4000円(税込)。
DW-9900-8/機能を充実し、小型化を実現した3代目のフロッグマン。4月発売。2万1000円(税込)。
MRG-1200T-1A/モータースポーツをイメージしたMR-G、レブマン。7月発売。当時の価格7万円(税込)。
DWG-100J-9/トライアスロン向けに脈拍センサーを搭載した「ラングマン」。10月発売。当時の価格2万1000円(税込)。
Text/WATCHNAVI編集部