誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第26話。
今回は、世界6局の電波を受信するマルチバンド6が登場した2008年を振り返る。
2008年:世界6局の電波に対応したマルチバンド6
北京五輪が開催された2008年。日本人4人がノーベル賞を受賞し、赤坂サカスがグランドオープン、「iPhone 3G」が発売された年。当時のファッションでは、H&MやTOP SHOPのファストファッションが本格的に上陸した。トレンド感あるファッションを誰もが手軽にできるようになり、一見おしゃれな“ファッション感“ある人が街に急増した。
そのような中、中国が標準電波発信をスタートさせたことを受け、従来の世界5局から6局発信に進化した。「マルチバンド6」を始めて搭載したのが、ツインセンサーを搭載して6月に復活したライズマンだ。同じくマルチバンド6を搭載したMR-Gも11月に発売されている。
GW-M850-7JF/マルチバンド6とタフソーラーを搭載した定番モデル。8月発売。2万1000円(税込)。
G-7710C-2JF/スポーティなG-SPIKEの7700ラインの新色。2色成形バンドを採用している。2月発売。当時の価格1万3000円(税込)。
MRG-8000G-1AJF/18金無垢のパーツを使用したフラッグシップMR-G。2月発売。当時の価格50万円(税込)。
GW-9125D-8JF/25周年記念限定モデル「オーシャングレー」を採用。ガルフマンがベース。3月発売。当時の価格2万8500
円(税込)。
GW-9200J-1JF/圧力センサーと湿度センサーを搭載したライズマン。6月発売。当時の価格2万7000円(税込み)。
Text/WATCHNAVI編集部