【セイコー 5スポーツ(SEIKO5SPORTS)】から、誕生55周年を記念する特別モデルが発表された。国民的ヒーロー「仮面ライダー」とのタイアップとなる新作「セイコー 5スポーツ 55周年記念 仮面ライダーコラボレーション限定モデル」は、2023年4月14日(金)にリリース。価格は5万1700円(税込)で、4000本の数量限定モデルとなっている。
藤岡弘氏が本郷猛を演じた初代「仮面ライダー」とのコラボ
日本製の機械式ムーブメントを搭載するカジュアルウオッチとして、世界で人気の「セイコー 5スポーツ」コレクション。デビューは1968年で、2023年に55周年を迎えた。この記念すべき一年を祝うべく、「コインパーキングデリバリー コラボレーション限定モデル」、「ウルトラセブン コラボレーション限定モデル」といったアニバーサリーモデルを発表。そして新たに国民的な特撮シリーズ「仮面ライダー」と“共演”し、「セイコー 5スポーツ 55周年記念 仮面ライダーコラボレーション限定モデル」が実現した。
「仮面ライダー」は1971年に第一作目の放送が始まり、現行シリーズの「仮面ライダー ギーツ」まで数多くの作品が生まれてきた。2023年3月より公開が始まった劇場版「シン・仮面ライダー」も大きな話題を集めており、「セイコー 5スポーツ」と同じく長きに渡って人々を魅了してきたのである。ちなみに本機の発表後、SNSなどでは「シン・仮面ライダー」とのコラボレーションと捉えている声が見られるが、正しくは藤岡弘氏が主人公の本郷猛(ほんごうたけし)を演じたTVシリーズの「仮面ライダー」とのタイアップ。作中にて、本郷猛が当時の「セイコー 5スポーツ」を腕に着けて通信機として使用していたことが、本機開発のきっかけとなっている。
コスパの高い機械式時計に“旧1号”の意匠を凝らす
「セイコー 5スポーツ 55周年記念 仮面ライダーコラボレーション限定モデル」は、作中に登場していた「セイコー 5スポーツ」を現代風にブラッシュアップし、通称“旧1号”と呼ばれる仮面ライダー1号の意匠を随所に散りばめている。ザラザラとした凹凸を施すディープグリーンの文字盤はヘルメットのテクスチャーの再現で、同じく凹凸が表面にあるブラックのカーフストラップは革製のライダースーツをイメージしたもの。ストラップの裏面は鮮やかなレッドで、これはトレードマークである赤いマフラーから着想を得ている。
本機は自動巻き(手巻き付き)のムーブメント、キャリバー4R36を搭載。ハーフスケルトンの裏蓋には、限定生産であることを示す「LIMITED EDITION」の文字とシリアルナンバーが記され、さらに「仮面ライダー」の作中に登場するバイクやベルトの一部で採用された「立花レーシング」のマークもプリント。付属のボックスも特別仕様で、時計のスペックなどを記載したアクリル板が時計に重なるように設けられており、このアクリル板越しに本機を見て楽しめる。
国内での流通は550本のため入手は困難か!?
「セイコー 5スポーツ 55周年記念 仮面ライダーコラボレーション限定モデル」は、“旧1号”の姿を強く意識したグリーンの文字盤とブラックのカーフストラップのコンビネーションが最大の見所といえる。コラボレーションモデルとして「仮面ライダー」の世界観を表現しつつも、日常使いにも適応するデザインは見事。世界限定4000本の生産で、国内販売はこの内の550本。仮面ライダーファンや時計コレクターたちによる争奪戦が予想される。
「セイコー 5スポーツ 55周年記念 仮面ライダーコラボレーション限定モデル」 Ref.SBSA207 5万1700円/自動巻き(自社製Cal.4R36)、毎時2万1600振動、41時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフストラップ、カーブハードレックスガラス風防。直径42.5mm、厚さ13.4mm。10気圧防水。世界限定4000本(国内550本)。2023年4月14日(金)発売。
セイコーウオッチ お客様相談室 TEL.0120-061-012 https://www.seikowatches.com/jp-ja/ ※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
<セイコー 5スポーツ>仮面ライダーコラボレーション限定モデル 特設サイト
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/5sports/special/maskedrider/index
Text/三宅裕丈
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