【腕時計ブランドの教科書 シチズン】日本独自の技術力と美意識で世界と肩を並べる100年企業(CITIZEN)

2018/11/26 7:00
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時代を越えて 〝市民のための時計〞を開発

シチズンは、前身となった尚工舎時計研究所が第1号懐中時計に「シチズン(市民)」と名付けたのが社名の由来。創業以来、一貫して使い勝手に優れた新機構の開発に力を入れており、耐震装置「パラショック」(1956年) をはじめ、いくつもの国産初の技術開発で、世界的に名を知られるメーカーとなる。

国産初の耐震装置付きモデ ル「パラショック」は、ヘリコプターで30 mからの落下テストが行われた
光発電に不可欠なソーラー セル8 枚を文字盤に配置した世界初のアナログ式太陽 電池腕時計「クリストロン ソーラーセル」(1976年)
前身「尚工舎時計研究所」が 1924年に製造した1号機「16 型懐中時計」。同型の懐中時計は昭和天皇の侍従次長から天皇陛下に献上された

光発電と電波受信の分野にお いても積極的な開発を行っており、1976年には世界初のアナログ式太陽電池腕時計「クリ ストロンソーラーセル」を発表。 1993年には世界初の多局受 信型電波腕時計、さらに2011年には世界で初めて人工衛星から時刻情報を受信し表示を修正する「エコ・ドライブサテライトウエーブ」も作り上げている。

 

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