ノスタルジックな意匠と最先端素材を融合させた「ルミノール マリーナ」の“3代目”

パネライ(PANERAI)】から、3代目となる「ルミノール マリーナ カーボテック™」が登場した。メゾンが誇る先進の複合素材と、1960年代の視覚的コードを高次元で融合させた本機は、イタリア海軍に起源を持つプロフェッショナルツールの血統を色濃く宿している。ブランドの現在地を示す注目の最新作、その真価に迫る。

ストイックな美学を放つブラックのサンドイッチダイアル

↑パネライ「ルミノール マリーナ カーボテック™」 Ref.PAM01707 233万2000円/自動巻き(Cal.P.9010)、約72時間パワーリザーブ。カーボテック™製ケース、カーフレザーストラップ(ブラックラバーストラップ付属)。直径44mm、厚さ14.5mm。重さ約100g。30気圧防水。

新たに登場した「ルミノール マリーナ カーボテック™」は、ヘリテージと最先端技術の調和を提示し続けるパネライならではのタイムピースだ。デザインの核をなすのは、無駄な装飾をストイックに削ぎ落としたマットブラックのサンドイッチダイアルである。くり抜き部分の奥から静かに主張するベージュのスーパールミノバ®と、9時位置に凛と佇むスモールセコンドが、往年のミリタリー計器が醸すノスタルジックな気品を演出。あえて日付け表示を省いた潔いミニマリズムは、文字盤全体に息をのむような緊張感と調和をもたらし、プロフェッショナルツール本来の機能美を際立たせている。さらに、ヴィンテージの風合いを帯びたブラウンカーフレザーストラップがダイアルに温かみを添える一方で、付属のブラックラバーストラップへスタイルチェンジすれば、一転してダイナミックで現代的なスポーツテイストへとその表情を変化させる。

漆黒のマーブル模様を描く先進素材、カーボテック™

このクラシカルな美意識を凝縮した文字盤を包み込むのは、ブランドの先鋭的な素材研究の結晶となるカーボテック™ケースだ。炭素繊維シートを優れた強度と耐熱性を誇る高機能ポリマーPEEK(ポリエーテル・エーテル・ケトン)とともに、厳密な温度管理のもと高圧圧縮して成型されるこの複合素材は、切断面ごとに異なる筋目模様を描き出し、二つとして同じ表情を持たない唯一の個性を持つ。ステンレススチールより80%、チタンよりも64%軽量でありながら高い機械的特性と耐腐食性を保持し、直径44mm、厚さ14.5mm、重さ約100gという力強いプロポーションでありながら、腕元に吸い付くような軽快な着用感も大きな特徴。さらにDLCコーティングが施されたチタン製のねじ込み式クローズドケースバックと台形バックルが、30気圧(300m)というプロユースの防水スペックを確実に担保する。

自社製「キャリバー P.9010」の高い信頼性と実用性

本機の内部には、厚さ6.0mm、200個のパーツと31石で構成された自動巻きムーブメント「キャリバー P.9010」を搭載。直列に配置された2つの香箱が3日間のロングパワーリザーブを安定供給し、2つの逆回転車を用いた双方向自動巻きシステムが振動錘の運動をロスなくエネルギーへと変換する。両持ちで固定されたテンプ受けと4つのゴールドスクリューによる慣性微調整機構が長期的な高精度を支え、リューズ操作時に秒針を瞬時に停止させるストップセコンド機能や、分針の動きを止めずに1時間単位で時針を前後移動できるクイックタイムチェンジ機構など、海軍に起源を持つ実用ツールとしての伝統を色濃く反映した機能を備えるムーブメントだ。

 

問い合わせ先:オフィチーネ パネライ TEL.0120-18-7110 https://www.panerai.com/jp/ja/home.html ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/三宅裕丈

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