【G-SHOCK パーフェクトバイブル】日本の伝統と革新を凝縮したプレミアムなG-SHOCK「MR-G」(前編)

2018/10/27 12:00
SHARE ON

日本の伝統と先進的な技術を融合した、国産最高峰の腕時計

フルメタルで耐衝撃性をクリアする画期的な「MR-G」の最新機は、「コネクテッド エンジン 3-way」を搭載し、時計界随一の高精度モデルへと進化している。

もちろん外装においてもハイエ ンド志向だが、現在は日本固有の 技術に焦点を当てており、新たに “鎚起”を使ったMRG-G2000HT-1AJRを発表した。侍の武具にも使われたこの伝統技法は、堅牢さをもたらすと同時に見た目の上質さも高める効果がある。 しかも鎚起ベゼルにブルーDLCを施して伝統色の藍を表すなど、 限定らしい特別仕様が憎い演出だ。

また戦国武将として名高い伊達 政宗が用いた“黒備え”を、「コバリオン」のベゼルを使って表現した新作も登場。日本の伝統と先進的な技術を融合したMR-Gは、まさに国産最高峰の腕時計である。

MRG-G2000HT-1AJR 86万4000円/G-SHOCK最上級ライン「MR-G」より、日本の伝統技法と先進技術を融合したBluetoothⓇ搭載GPS電波ソーラーの世界限定500本モデルが新登場。ベゼルおよびブレスの中コマは、古くから甲冑や銅器などに用いられてきた日本伝統の“鎚起(ついき)”技法を採用

ベゼルを鎚起で仕上げ、日本古来の美しさを表現した「鎚起モデル第4弾」

MRG-G2000HB-1AJR 59万4000円/鎚起モデル第4弾。職人が手作業で生み出す鎚起の加工を、ベゼルのみに絞ることで限定生産ではなくレギュラー化が実現。深層硬化処理+DLC処理を施したチタンケース&ブレス。BluetoothⓇ搭載GPS電波ソーラー

鎚起(ついき)とは、金属を鎚と専用のたがねを使って打ち出し、肉彫を施す鍛造技術。堅牢性が増すため、かつて武士の鎧や兜にも施されていた。鎚起師によって1200年以上も継承されているこの伝統技法は、強さと美さを兼ね備えるMR-Gに好適な仕上げとして、ベゼルなどに採用された。

高硬度かつ美しい輝きを放つ新素材「コバリオン」

MRG-G2000CB-1AJR 43万2000円/戦国時代の軍団編成の一種である“黒備え”をイメージし、DLC加工したブラックのチタンケースに日本生まれの新合金「コバリオン」のベゼルをセット。BluetoothⓇ搭載GPS電波ソーラー

日本の産学連携によって開発された「コバリオン」は、優れた耐食性と強度、さらに美しさが特徴。そのため宝飾品や刃物の他、低金属アレルギーのため医療用途でも使用されている。最強・最美を追求しているMR-Gにとってもうってつけのマテリアルとして、ベゼルに初めて採用。

 

【さらに詳しく!】G-SHOCKのヒストリーはコチラから!

TAG

人気のタグ