【G-SHOCK パーフェクトバイブル】時計界の常識を覆した「落としても壊れない時計」(1983年〜)

2018/8/27 18:00
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世界一タフな腕時計を夢見た若き開発者たち

1981年当時、腕時計はまだ貴重品で、注意深く扱っていた時代。薄く軽い時計がトレンドで、最薄・最軽量を競い合っていた。だが、カシオの若きエンジニアたちはそんな常識に疑問を持った。

「違う。腕時計はもっと生活に根ざしたもの。使い込むほど味わいが出てくるジーンズのような時計が作れないだろうか」

2年の膨大な試行錯誤の末に完成したのが、DW-5000Cだ。ウレタン樹脂で全面をカバーし、心臓部であるモジュールは点で支える中空構造を採用した。初期角型モデルは、現在でこそG-SHOCKでは小振りな存在だが、当初は「大きすぎる」と、社内で否定的な意見が多かったという。また同時に、期待の声も一部にあった。だがさすがに、35年で出荷1億本の超ヒット作になるとは、誰も想像していなかったに違いない。

DW-5000C-1A(1983年発売)/カシオの若き開発者たちの夢を具現化した初代G-SHOCK。タイヤのようなボリューム感のある外装デザインは、全方位カバリングを実現したもの。まさに機能美の塊といえる
WW-5100C-1(1983年発売)/初代モデルから7か月後、早くも
1983年11月に発売された新作。DW-5000Cのタフさを追及し、-30℃から+50℃の環境でも正常に動作するようブラッシュアップされた
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