ようやく、007シリーズの最新作となる『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開日(日本国内は2021年10月1日~)が決定された。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、延期に延期を重ねたのだ。世界中のファンが待ち望んでいる本作では、もちろん【オメガ シーマスター】がジェームズ・ボンドの愛機として“出演”している。1995年公開の『ゴールデンアイ』以降、主人公の諜報活動を支える特別なシ―マスター=ボンドウオッチについて改めて振り返ろう。
映画公開に向けて、「007 エディション」の争奪戦が繰り広げられる!?
現在のジェームズ・ボンド(6代目)を、14年間演じてきたダニエル・クレイグ。25作目となる最新作の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもってボンド役を引退することが決まっている。オメガはその有終の美を飾るに相応しいボンドウオッチとして、すでに「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」をリリースしている。
デザインをミリタリーテイストにした理由は、「英国海軍中佐であるボンドは軍隊を背景にもつ。ゆえに軍用時計の意匠をベースに、軽量化された時計が重要」とのクレイグをはじめ、映画製作陣のアイデアがあったからである。そのデザインにリアリティを加えるのが6時位置の上向きの矢印「ブロードアロー」。オメガは英国軍に時計を納品してきた歴史があり、それを示す証がこの矢印なのだ。この小さなアイコンは、ミリタリー愛好家たちの琴線にも大いに触れるに違いない。
そして特筆すべきが、「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」は劇中でボンドが使用するモデルと同一デザインであること、限定ではなく“レギュラーモデル”として設定されていることである。従来にはないミリタリーテイストが加わり、コレクションはさらに魅力的になっている。
オメガ「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」Ref.210.90.42.20.01.001 108万9000円
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するモデルと同デザイン。直径42mmのケースは、堅牢でありながら軽量な仕様のグレード2チタン製だ。ブラウン トロピカルのアルミニウムを使用したベゼルリングとダイアルが、ヴィンテージかつスポーティーな装い。1万5000ガウスという業界最高水準の耐磁性能とコーアクシャル マスター クロノメータームーブメント「キャリバー8806」を搭載する。10時位置ケース側面にヘリウムガスエスケープバルブを装備。自動巻き、55時間パワーリザーブ。チタンケース&ブレスレット。300m防水。特製ポーチが付属。
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