現在開催中のアメリカズカップの公式タイムキーパー「オメガ」が記念ダイバーズクロノグラフをリリース

世界最古のスポーツトロフィーが使われているスポーツをご存知だろうか? それは1851年から継続されている国際ヨットレース「アメリカズカップ」である。ちょうど現在開催されているアメリカズカップ第36回大会のオフィシャルタイムキーパーを務めているのが、言わずとしれた「オメガ(OMEGA)」だ。

そんな同社は今回、ヨットレースに最適なアニバーサリーモデル「シーマスター ダイバー300M アメリカズカップ クロノグラフ」をリリースした。

洋上の激しいレースをサポートする画期的ダイバーズクロノグラフ

 

クロノグラフの計測をキープする新機構

プラダが主催する第36回アメリカズカップの公式計時を担っているオメガ。世界有数の伝統があり、熱戦が繰り広げられるヨットレースを記念したスペシャルピースは、シーマスター ダイバー300M クロノグラフをベースに、海を横断する究極の海上スポーツ向けの先進の機能と素材が組み合わされている。機能面でのハイライトが、新技術の「クロノロックシステム」。プッシュボタンの誤操作を防ぐ機構で、測定したタイムを確実にロックすることができる。しかも設定がシンプルで、トリガーのポジションを切り替えるのみという使いやすい仕組みだ。

最新のレーザーエングレービングによって、ブルーダイアルにくっきりとアイコニックな波模様が描かれている

 

セーリング向けの特殊カウンターを装備

デザイン面での目新しさでは、シーマスター ダイバー300Mのアイコニックな波模様(レーザーエングレービングによる加工)の文字盤3時ポジションに設けられたインダイアルである。ノーマルモデルでは12時間積算針と60分積算針が同軸上に備え付けられているが、このアメリカズカップ エディションでは12時間の積算に回転ディスクを用いて小窓に表示。これはヨットのマッチレースで重要なスタート直前10分のカウントダウンを明確にするための工夫で、60分積算針のみをセットしている。また、リングはレッドアルミニウム素材にレガッタ用カウントダウンをあしらい、とくに最初の10分間を際立たせた。小針がレース艇からインスピレーションを得たデザインになっているのもユニークと言える。

クロノグラフ秒針はレッドアルミニウム製で、カウンターウェイトにアメリカズカップのトロフィーが象られている

 

その他にも、ブレスレットと付属のラバーストラップを容易に交換可能な「クイックチェンジ ストラップ」や、グリップ力を高めるソフトラバー製の「ウォーターグリップ プッシャー」など、新しい技術がいくつも投入されている。なお搭載ムーブメントは、1万5000ガウスの耐磁スペックと60時間パワーリザーブを有する、METAS認定のマスター クロノメーター「キャリバー9900」である。ロジウムプレート加工を施し、コート・ド・ジュネーブ装飾によるアラベスク模様があしらわれた美しいローターやブリッジは、サファイアクリスタルバックを通して鑑賞することができる。

波模様をあしらったステンレススチールの裏蓋部に、アメリカズカップのトリビュートとしてブルーラッカーを塗布したエングレービングが施されている

 

オメガ「シーマスター ダイバー300M アメリカズカップ クロノグラフ」Ref.210.30.44.51.03.002 121万円/自動巻き(自社製Cal.9900)、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット(交換用専用ラバーストラップが付属)、両面に無反射加工を施したドーム型強化サファイアガラス風防。直径44mm。300m防水

 

問い合わせ先:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400 https://www.omegawatches.jp/ja/

 

Text/WATCHNAVI編集部

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