レアメタルを使ったオメガの最新「シーマスター ダイバー300M クロノグラフ」は、ラグジュアリーにしてクール!!

スポーツモデルからドレス系まで、スイスの高級時計ブランド「オメガ(OMEGA)」は多方面の腕時計を展開している。その代表的コレクションのひとつがダイバーズウオッチ「シーマスター」で、防水性や視認性はもちろんのこと、潜水士の高度な要望にも応えるロングセラーだ。この名作に先進的なマテリアルを次々と取り入れてきた、実にオメガらしい3つのメタルを融合させたニューバージョンが誕生した。

タンタリウム、チタン、ゴールドの合作シーマスター

オメガがタンタリウムと出会ったのは1993年のことだった。硬質で光沢があり、サビにも強くて化学的に安定しているこの素材は、レアメタルのひとつに数えられるため、腕時計ではごく限られたモデルにしか使われていない。タンタルとも呼称される希少マテリアルに、時計界で先んじて着目したオメガは、さすがといえる。

時を隔て、タンタリウムはさらに希少価値が高まった。そしてオメガはセラミックやセドナゴールドといった素材開発でもリードする存在となったことで、2019年に再びタンタリウムを用い、特性を生かした外装に仕上げた「シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター チタン タンタリウム リミテッド エディション」を発表。このモデルの高評価を受け、新作「シーマスター ダイバー300M クロノグラフ チタン タンタリウム ナンバード エディション」が新たに開発されたのである。

今回、落ち着いたグレートーンの色合いが特徴のタンタリムが使われているのが、逆回転防止ベゼルとブレスレットのミドルリンクだ。ベゼルにはベース素材として使用されており、レーザー刻印によってダイビングスケールが描かれたリング部はブラッシュ仕上げで光沢を抑えた18Kセドナゴールドがセットされている。

ブレスレットのミドルリンクは、タンタリウムを18Kセドナゴールドでサンドしたパーツデザインとなっている。サテン仕上げの3列コマはチタン製で、ここにも異なる3種類のメタルが使われているのだ。各々が結合されたブレスレットは剛性が高く、コントラストの美しいユニークな外観となっている。

 

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