スイスの名門時計ブランド「オメガ(OMEGA)」が、国際的なセーリングレース「アメリカズカップ」の第36回大会オフィシャルタイムキーパーに就任することをアナウンスした。これに伴い、飽和潜水対応の600m防水ダイバーズウオッチ「シーマスター プラネットオーシャン」をベースとする記念限定モデルも同時に披露された。
風力と人力だけで時速70kmにも達する海上のレースを、新技術や限定時計で盛り上げる
継続して使用されている世界最古のスポーツトロフィーをご存知だろうか? 近代オリンピックやサッカーのワールドカップ、さらにはゴルフ全英オープンよりも長い歴史を持つスポーツで使われているトロフィー。それが、1851年にスタートした「アメリカズカップ」のものである。
今回、オメガはこの権威あるセーリング大会の公式計時を任せられることになったが、これまでにも同大会には深く関わってきた。1995年からエミレーツ・チーム・ニュージーランドとパートナーシップを締結しているほか、過去に2度ほどタイムキーパーを担当しており、第36回大会は、実に3度目の大役となるのだ。
オメガは夏季・冬季いずれのオリンピックでも長年タイムキーピングを担当し、圧倒的な回数で世界最多を誇るなど、この分野の実績と卓越した計時技術を持つ。今大会でも新たなテクノロジーを導入してレースの厳正なるジャッジを支援し、セーリング競技におけるオメガの存在価値を示すに違いない。
発表された記念モデル「シーマスター プラネットオーシャン 第36回 アメリカズカップ リミテッド エディション」は、43.5mmサイズのプラネットオーシャンに、セーリングレースの爽快感や海をイメージさせるブルーのラバーストラップと、セラミック製逆回転防止ベゼルをセット。そのダイビングスケールの基点から10分のスケールには、ホワイトとレッドのリキッドセラミックを使用し、ヨットレースで重要となるスタート直前10分間のカウントダウンを強調している。
また、ダイアルもセラミック製で、ポリッシュ加工によって美しく仕上げ、6時位置にはレッドをアクセントにした第36回大会のアニバーサリーを示すレターを配置。秒針のカウンターウェイトにアメリカズカップのロゴをさり気なくあしらい、ケースバックのサファイアクリスタルガラス面にもロゴを特殊技術で転写している。
第36回アメリカズカップは、2021年3月に開催予定。参加チームは長さ75フィートのフォイル付き単胴船であるAC75規格の高速レーシングヨットで、ニュージーランドのオークランドにあるワイテマタ港をメインにしたコースを舞台にレースに挑む。この白熱の戦いを、オメガはタイムキーピングで強力にバックアップしてくれることだろう。
問:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400
https://www.omegawatches.jp/ja/
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