OMEGA(オメガ)「スピードマスター」は、NASA(アメリカ航空宇宙局)が唯一、宇宙空間の船外活動で使用を認めているクロノグラフである。この歴史的タイムピースは日本でも広く知られており、ビジネスウオッチとして着用している人も多い。そのバリエーションは多岐にわたり、素材違いや限定仕様といった魅力的なモデルを豊富に揃える。その中でも、ウオッチナビが注目する3本について解説する。
伝説的キャリバーをステンレスケースに搭載した話題作
オメガ「スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール」Ref.311.30.40.30.01.001 166万1000円(予価)
1965年にエド・ホワイトが米国人初の宇宙遊泳を行った際、腕に着用していた第3世代のスピードマスターRef.ST 105.003のデザインを踏襲した2020年ニューモデル。搭載ムーブメントは、当時のキャリバー321をオリジナル仕様で復活させ、18Kセドナゴールドコーティングを施した特別仕様。55時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径39.7mm。5気圧防水。
アポロ8号の偉業を讃え、キャリバー1861のカスタマイズ仕様を搭載
オメガ「スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号」Ref.311.92.44.30.01.001 114万4000円
初めて月軌道を周回したアポロ8号から50周年を記念し、2019年に誕生したスペシャルモデル。既存のキャリバー1861のプレートに、月面クレーターの凸凹までレーザー加工で緻密に再現し、キャリバー1869と命名した手巻きムーブメントを備える。このメカニズムは、オープンダイアルの箇所とシースルーバックを通して眺められる仕掛けになっている。48時間パワーリザーブ。セラミックケース。レザーストラップ。直径44.25mm。5気圧防水。
超リアルなムーンフェイズ付きの自動巻きムーブメントを採用
オメガ「スピードマスター ムーンフェイズ ブルーサイド オブ ザ ムーン マスター クロノメーター」Ref.304.93.44.52.03.001 148万5000円
ケースとベゼルをブルーセラミック製とし、ダイアルもポリッシュ仕上げのブルーセラミックで作り上げた。6時位置のムーンフェイズにはNASAによる月面写真を使用し、ルーペで確認するとアポロ11号の宇宙飛行士が残したブーツの足跡まで見ることができる。自動巻き(自社製Cal.9904)、60時間パワーリザーブ、1万5000ガウスの超高耐磁機能。セラミックケース(シースルーバック)。レザーストラップ。直径44.25mm。5気圧防水。
◆オメガならこのダイバーズにも注目◆オメガ「シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター」Ref.210.30.42.20.03.001 61万6000円 1993年初出の大定番が25周年を迎えた2018年を機に、マスター クロノメーターのキャリバー8800を搭載して大進化。ウェーブ模様のセラミック文字盤を採用するなど、細部を熟成。自動巻き。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径42mm。300m防水。 |
問:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400
https://www.omegawatches.jp/ja/
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