腕時計の名店「COMMON TIME 横浜元町本店」が【カルティエ】のコーナーをリニューアル。港や開港をイメージさせるインテリアに込められたストーリーとは

日本有数の港町である横浜は、伝統的な建築と新しいカルチャーが混在する景観が広がっており、数々の映画やドラマの舞台となったほか、人気の観光地としても知られている。古くから栄える横浜元町ショッピングストリートには、歴史を今に伝える老舗や独自のスタイルを売りにするショップなどが軒を連ね、バラエティ豊かなショッピングエリアとして人々を楽しませてきた。ここに正規時計販売店を構えるのが「COMMON TIME 横浜元町本店」だ。代表取締役の田中孝太郎さんが厳選した本格ブランドを扱うこの名店は今年、【カルティエ(CARTIER)】のコーナーのリニューアルを実施した。その特別な想いを語ってくれた。


↑横浜元町を含めて横浜市内に3店舗、加えて渋谷にも店舗を構える腕時計の正規販売店「COMMON TIME」の代表取締役、田中孝太郎さん。1964年設立のジュエリー店「CHARMY」の代表取締役も務める。

COMMON TIMEには煌めく星々のごとく実力派の人気ブランドが集結

 

(田中さん)「数ある機械式時計ブランドの中から、歴史と伝統を兼ね備えた格式の高いブランドを中心に取り揃えています。これらのブランドは品質の高さはもちろん、トレンドに左右されない不変の価値を持つコレクションを輩出しており、世代を超えて末永くご愛用いただけます。アフターサービスの充実性も然りです。だからこそ、お客様に自信を持ってご提案できるのです」


↑「COMMON TIME 横浜元町本店」ではカルティエを筆頭に、オメガ、ブライトリング、タグ・ホイヤー、シャネル、IWC、パネライ、ゼニス、ブランパン、グラスヒュッテ・オリジナル、ジラール・ペルゴ、ユリス・ナルダン、ベル&ロスといった、欧州の最高峰ブランドを揃えている。

 

―― そうした確固たるコンセプトを貫く中で、田中氏はひとつのラグジュアリーメゾンの取り扱いにこだわった。世界初の紳士用腕時計を世に送り出した「カルティエ」である。

「もっと多くの腕時計ファンの方にカルティエの魅力を伝えたい、そんな想いから腕時計専門店のCOMMON TIME 横浜元町本店のオープン(2016年)をきっかけに、念願のカルティエの本社公認専門コーナーを導入する運びとなりました。カルティエといえば、レディスウオッチの分野で圧倒的な支持を得ており、ライバルの多いメンズウオッチでもオリジナリティとクオリティで存在感を放っています。また、カルティエはコンシューマーから我々リテーラーに対してまで、万全のアフターフォローの体制を敷いています。そうしたサービスの充実性も、お客様にご紹介すべきことと考えてきました」


↑「COMMON TIME 横浜元町本店」のカルティエ独立コーナー。円卓形状のディスプレイが印象的だ。

 

―― そしてCOMMON TIME 横浜元町本店では今年、1階の奥に鎮座するカルティエコーナーのフルリニューアルを実施。さらに贅沢さが増した空間で、心ゆくまで腕時計選びを堪能できるようになった。

「提灯をイメージしたシャンデリアやグリーンの観葉植物は、カルティエのコーナーでは初めて採用したインテリアです。ここ横浜は、日本が近代を歩み始めるその第一歩、開港を行った国内初の地であることもあって、港や開港に着想を得たユニークな内装デザインとなっています。その街の雰囲気や歴史に敬意を払ってくれるカルティエの姿勢に感銘を受けましたし、紳士なブランドであることを再確認しました」


↑カルティエのコーナーの直上には、めずらしい提灯モチーフのシャンデリアが飾られている。

―― カルティエの誠実さはブランドを通しての哲学であり、それはタイムピースに投影されている。それがおよそ180年の間、途絶えることなくラグジュアリーメゾンの第一線を走り続けてきた理由だろう。なお今年は、カルティエが初めて日本にブティックをオープンしてからちょうど半世紀とのこと。日本の文化がカルティエのプロダクトに影響を与えたという逸話も数々ある。そうしたバックグラウンドもまた、日本の正規店との信頼関係を特別なものにしており、カルティエを身近に感じることができる。

「COMMON TIMEグループは、親しみやすくファミリーで楽しめる街の時計店を共通のコンセプトとしています。横浜元町本店のカルティエのコーナーにはメンズからレディスまで幅広くラインナップしておりますので、ご家族、ご夫婦、ご友人と一緒に、もちろんお一人でもお気軽にご利用ください。腕時計専門店ならではの知識とサービスを持って、お客様の腕時計選びをサポートさせていただきます」

COMMON TIME 横浜元町本店で見れる代表的なカルティエウオッチ


カルティエ「サントス ドゥ カルティエ」 Ref.CRWSSA0061 112万2000円

カルティエ創業家2代目のルイ・カルティエが手掛けた世界初の紳士用腕時計の末裔に、エレガントなグリーングラデーションの文字盤をセット。ステンレススチールブレスレット、付属するグリーンのアリゲーターストラップはいずれも「クィックスイッチ」交換可能システムが搭載されており、工具なしでのバンドチェンジができる。

スペック:自動巻き(自社製Cal.1847 MC)、毎時2万8800振動、約40時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。縦41.9×横35.1mm、厚さ8.8mm。10気圧防水。

 

COMMON TIME 横浜元町本店

TEL:045-662-0041
住所:神奈川県横浜市中区元町3-120
営業:11:00~20:00
定休日:無休

https://common-time.jp/

 

※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/山口祐也(WATCHNAVI編集部) Photo/鈴木謙介

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