人気のハイドロコンクエストがブラックセラミック化でより精悍に!
1899年、アブルツィ公爵による北極探検。1927年、リンドバーグの大西洋単独無着陸飛行。いずれも人類史における偉大な冒険ですが、これらを支えた時計こそロンジンでした。そのほかにも近代オリンピック第1回大会(1896年アテネ大会)の公式計時を担当するなど、ロンジンはスポーツ分野における輝かしい実績を持ちます。
ロンジンらしいエレガントなスタイルを貫いて
近年のトレンドのひとつに、“真っ黒な腕時計”があります。素材開発が進んだことによってマテリアルに多様化の波が押し寄せ、腕時計はデザインの幅を広げています。一様に“黒”といっても色合いは様々で、カジュアルな印象を与えるブラックもありますが、ロンジンはセラミックという最先端素材を用いることで、深みがあって高貴なイメージを抱かせるフルブラックの一本を生み出すことに成功しました。それが、「ハイドロコンクエスト」の新バリエーションなのです。
ちなみにセラミックはステンレススチールに比べて硬度は約8倍のため傷が付きにくく、軽さは3/4というマテリアルです。しかも非金属のためアレルギー反応の心配がない。すなわち半永久的に新品に近い状態を維持できるという、ユーザーにとってメリットの高い素材といえます。
そして艶やかな質感のセラミックは、PVDやDLCといった加工とは一線を画すエレガントな雰囲気を持っています。ケースをポリッシュ、ベゼルをヘアライン、文字盤をマットといった具合に異なる仕上げを施し、フルセラミックであるメリットを最大限に生かしているのです。
↓フォトギャラリー(ウオッチナビサロン本サイトでのみご覧になれます)
フルセラミック製ながら驚愕の30気圧防水!!
「ハイドロコンクエスト」のフルセラミックモデルは、これまでのハイドロコンクエストの自動巻きモデルと同じく30気圧防水です。実は、フルセラミックケースでこのレベルの防水スペックを可能にしているブランドは少なく、しかも裏蓋までセラミック製はほんの一握り。そして何より、アンダー50万円というコストパフォーマンスの良さが魅力です。ダイバーズならではの力強いスタイルを生かしつつ、ブラックセラミックのドレッシーな雰囲気も併せ持つ1本。ファッション感度の高い人たちの熱視線を浴びるのは、当然ともいえます。
≪試着レビュー≫
凹凸のないケースバックが装着の快適性を生む
ポリッシュ仕上げによって金属のような輝きを見せる一方、マット仕上げからは落ち着いた雰囲気が感じ取れる。そんな大人のダイバーズという第一印象です。ハイドロコンクエストといえば、機械式時計の初心者でも手を出しやすく、良心的なプライスと高機能なダイバーズというポジションですが、このフルセラミックモデルの登場によってラグジュアリーウオッチとして幅を広げたといえます。その高貴なオーラは、装着性においても高級時計に通じる質感を獲得したといえます。裏蓋にねじ込み用の凹部がないフラットなデザインで、手首にしっかり固定されます。対抗ウオッチとしてSSケースモデルも試着しました。こちらはよりスリムで、万人に受け入れられるブルーのデザイン。コストパフォーマンスの高さも魅力のひとつです。
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ロンジン「ハイドロコンクエスト」
オールブラックの精悍なスタイルが話題になっている、ブランド初のフルセラミックモデル。暗闇でも時刻が読み取りやすいよう、インデックスと時分針に強力な夜光塗料スーパールミノバを備える。3時位置に日付表示をレイアウト。ラバーストラップの調整機能が付いたセラミック製ダブルセキュリティフォールディングクラスプを採用する。搭載するCal.L888.3は、パワーリザーブ64時間
問:ロンジン TEL.03-6254-7351
https://www.longines.jp/
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